サウサンプトン戦で2ゴールを決めたサラー [写真]=Getty Images リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、再び新たな記録を樹立した。
サラーは8日に行われたプレミアリーグ第28節のサウサンプトン戦に先発出場すると、1−1で迎えた55分に勝ち越しとなるPKを決めたほか、88分にも再びPKから追加点を挙げ、3−1で逆転勝利に大きく貢献を果たした。
この結果、プレミアリーグ公式サイトによると、今シーズンのプレミアリーグでは27ゴールを挙げているサラーは、プレミアリーグ通算得点が「184」に到達。これにより、元アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ氏の記録に並んで、歴代得点ランキングで5位タイとなった。
また、クラブ公式サイトによると、リヴァプールでの公式戦390試合出場目にして通算得点数が「243」となったサラーは、並んでいた元イングランド代表FWゴードン・ホドソン氏を上回ったことで、クラブ歴代3位の選手にもなった。
さらに、データサイト『OPTA』やイギリスメディア『Squawka』などによると、ここまで44得点に関与(27ゴール17アシスト)をしているサラーは、元フランス代表FWティエリ・アンリ氏やノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが持っている38試合制のプレミアリーグで1選手が記録した最多得点関与記録に早くも並び、元イングランド代表FWアンディ・コール氏と同代表FWアラン・シアラー氏が持っている47得点関与というプレミアリーグ全体での最多得点記録の更新も見える状況であることが伝えられている。
クラブ公式サイトによると、試合後、プレミアリーグの通算得点数でアグエロ氏と並んで歴代5位タイとなったことについて聞かれたサラーは「記録については知っていたけど、プレーしている最中は考えていなかった。記録に並んだことは素晴らしいことだ。セルヒオは素晴らしい選手で、このリーグのレジェンドだ。だから、そのことについては嬉しく思っているし、勝利できたことも嬉しく思っている」と喜びを口にした。
プレミアリーグとリヴァプールの歴代得点ランキングは以下の通り。
■プレミアリーグの歴代得点ランキング
1位 アラン・シアラー(260ゴール、440試合)
2位 ハリー・ケイン(213ゴール、320試合)
3位 ウェイン・ルーニー(208ゴール、491試合)
4位 アンディ・コール(187ゴール、414試合)
5位 セルヒオ・アグエロ(184ゴール、275試合)
5位 モハメド・サラー(184ゴール、292試合)
7位 フランク・ランパード(177ゴール、609試合)
8位 ティエリ・アンリ(175ゴール、258試合)
9位 ロビー・ファウラー(163ゴール、379試合)
10位 ジャーメイン・デフォー(162ゴール、496試合)
■リヴァプールの歴代得点ランキング
1位 イアン・ラッシュ(346ゴール)
2位 ロジャー・ハント(285ゴール)
3位 モハメド・サラー(243ゴール)
4位 ゴードン・ホドソン(241ゴール)
5位 ビリー・リッデル(228ゴール)
6位 スティーブン・ジェラード(186ゴール)
7位 ロビー・ファウラー(183ゴール)
8位 ケニー・ダルグリッシュ(172ゴール)
9位 マイケル・オーウェン(158ゴール)
10位 ハリー・チェンバース(151ゴール)
【ハイライト動画】リヴァプールvsサウサンプトン