“吉牛”で一番うまい牛丼!「牛丼づくりの達人」を決めるグランドチャンピオン大会が開催

48

2025年03月10日 11:15  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

吉野家「肉盛り実技グランドチャンピオン大会」ファイナリストたち(左から)新田さん、高橋さん、奥村さん、釜山さん
 「牛丼、並、つゆだく!」──この3つの言葉で注文が通じる国民食『吉野家』の牛丼。牛肉と玉ねぎが煮込まれた具材、つゆをたっぷり吸ったご飯、それらを箸でかっこむ至福の瞬間。そんな“うまい牛丼”を極めるべく、吉野家では1977年から「肉盛り実技グランドチャンピオン大会」を開催している。2025年1月に行われた今大会では、浜松若林店(静岡県)の奥村和也さんが見事グランドチャンピオンの座に輝いた。

「牛丼づくりの達人」が作った吉野家の牛丼・並盛

―「うまい牛丼」の頂点を競う熱き戦い

 この大会では、「美味しい煮肉」「盛り付けの早さ・美しさ」「お客様への目配り・気配り」など、約70もの厳しい審査項目が設定されている。これらをクリアし、最高の牛丼を提供できる者だけが、チャンピオンの称号を手にできる。

 2025年1月22日、東京・有楽町店で開催された全国決勝には、約2万人の吉野家従業員の中から選ばれた4名のファイナリストが集結。実際の営業中の店舗でお客さんに牛丼を提供しながら、審査員の厳しい視線のもと、盛り付け技術や接客を競った。普段どおりの業務をこなしながらの審査という極限状態の中、ファイナリストたちは大きな声で接客し、気合十分。店内は活気に満ち溢れていた。

―悲願の初優勝!グランドチャンピオン・奥村和也さん(浜松若林店)

 優勝を果たした奥村和也さん(静岡県・浜松若林店)は、過去に全国決勝へ進出した経験を持ち、2017年には準グランプリを獲得。4度目の挑戦で念願のグランドチャンピオンに輝いた。

 「高温調理と煮たれ、牛肉、玉ねぎの量」──奥村さんが語る“うまい牛丼”の秘訣。彼が働く浜松若林店には、「牛丼づくりの達人在籍店」のフラッグが掲げられている。

―もう一つの覇者「キッチンマスターチャンピオン」10号線片野店・河田賢さん

 牛丼を美味しく、そしてスムーズに提供し、心地よい店舗運営を行う。調理や運営の効率的なオペレーション技術を競う「キッチンマスターチャンピオン大会」。2022年に新設されたこの大会は、今年で3回目の開催となった。

 2025年1月21日、栃木県の宇都宮城東店で全国決勝が実施され、全国から選ばれた4名が実際の店舗運営を行いながら、調理技術・作業割り当て・お客様対応・店内の雰囲気作りといった審査項目に挑んだ。

 優勝を果たしたのは、10号線片野店(福岡県)の河田賢(さとる)さん。
なんと彼はアルバイトスタッフながら、見事チャンピオンに輝いた。

 「何事も一生懸命やっていたら、協力者や助けてくれる人がこんなにもいるんだと改めて実感しました」。涙ながらに語った河田さんの言葉からは、仲間とともに努力を重ねてきた日々の重みが伝わってくる。

 創業125年を迎えた吉野家。牛丼のうまさを支えるプロたちの技と情熱はさらに追求し続けられる。だからこそ、牛丼の裏側にある職人たちの努力を知れば、いつもの一杯がさらに味わい深く感じられるかもしれない。

このニュースに関するつぶやき

  • 時々玉ねぎが余り良く煮えてなくて白いから、そこだけは気をつけて欲しいです����ʴ򤷤����
    • イイネ!5
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(38件)

ニュース設定