パーマーがプレミア初のPK失敗も…チェルシー指揮官は擁護「体調が悪かった」

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2025年03月10日 14:33  サッカーキング

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プレミアで初めてPKを失敗したパーマー [写真]=Getty Images
 チェルシーに所属するイングランド代表MFコール・パーマーが、PKを外したことに注目が集まっている。9日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 プレミアリーグ第28節が9日に行われ、チェルシーはレスターと対戦。60分にマルク・ククレジャのミドルシュートが決勝点となり、1−0で勝利を収めた。この結果、リーグ戦2連勝(公式戦では3連勝)を飾ったチェルシーは、今節敗れたマンチェスター・シティを抜いて4位に返り咲いている。

 しかし、この試合で最も注目が集まったのは22分の場面。ジェイドン・サンチョが倒されてPKを獲得し、キッカーをパーマーが務めたものの、右下を狙ったシュートはレスターGKマッツ・ハーマンセンに防がれ、先制とはならなかった。

 これにより、パーマーはこれまでプレミアリーグの試合では12本連続でPKを成功させ、元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレ氏の記録(11本連続成功)を上回って、リーグ新記録となる失敗なしでの最多連続記録を樹立していたが、この記録に終止符が打たれることとなった。

 なお、昨シーズンはプレミアリーグ34試合の出場で22ゴール11アシストを記録し、リーグ最多の33得点関与を記録したパーマー。今シーズンもここまでチームトップの14ゴール6アシストを記録しているものの、1月14日のボーンマス戦でゴールを決めたのを最後に公式戦9試合連続無得点という昨夏のチェルシー加入後ワースト記録を更新してしまっている。

 また、チームメイトが決められない部分もあるものの、昨年12月1日のアストン・ヴィラ戦以来、アシストもつかない状況となっており、調子を落としているパーマーの状態は心配されていた。

 そんななか、約3カ月ぶりに迎えたPKの場面も外してしまったパーマーの状況について聞かれたエンツォ・マレスカ監督は試合後、「とても簡単なことだ。コールは昨日トレーニングしていなかったし、夜中は体調が悪かった。昨日練習しなかった理由は過去48時間以内に発熱と下痢があったからだ」と体調が万全ではなかったことを明かした。

 それでも、同選手をレスター戦で起用して理由については「今朝、彼は目を覚まし、私に『このチーム、クラブが、チャンピオンズリーグに出場できるように助けたいから、ピッチに立ちたい』と言ってきた。これは選手たちがクラブを本来あるべき場所に導きたいと望んでいることを示している」と出場を直訴されたからだと語った。

 また、この試合にフル出場したサンチョも試合後、イギリスメディア『スカイスポーツ』で「コール・パーマーについては何も心配していない。仲間たちは彼を支えている。彼はPKを外したけど、それがなんだ? 次のPKを彼が決めることは知っているし、それがフットボールだ。コールは素晴らしい選手で戻ってくるよ」と擁護した。


【ハイライト動画】チェルシーvsレスター


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