セルヴェットDF常本佳吾[写真]=Getty Images スイス・スーパーリーグ第27節が9日に行われ、DF常本佳吾が所属するセルヴェットはチューリッヒとアウェイで対戦した。
4連勝中のセルヴェットは、試合開始早々の8分にミロスラフ・ステヴァノヴィッチがゴールを決めて先制に成功。43分にはペナルティエリア手前の混戦から常本がボールを左サイドに展開し、その流れから最後はエンゾ・クリヴェリがクロスを押し込んで追加点を奪った。
前半のうちにリードを2点に広げたセルヴェットだが、後半に入るとチューリッヒの反撃を受ける。50分には相手のアーリークロスから常本とカシム・アダムスに連係ミスが生まれて失点を許した。それでも、後半アディショナルタイムに相手のミスからアリオウネ・エンドイエが抜け出してダメ押しの追加点を決め、3−1でチューリッヒを下した。
セルヴェットはこれで5連勝。勝ち点を48まで伸ばし、同節で引き分けたバーゼルの勝ち点46を上回り、第11節以来となるリーグ首位に浮上した。
なお、セルヴェットでの2シーズン目を過ごす常本は、今季も右サイドバックで不動の立場を築いており、ここまでスイス・カップ1回戦(5部相手)とリーグ戦1試合の計2試合を除く、公式戦31試合で先発出場を続けている。
【ハイライト動画】常本佳吾がフル出場 チューリッヒvsセルヴェット