スポルティングMF守田英正[写真]=Getty Images(2月11日撮影) スポルティングを率いるルイ・ボルジェス監督が日本代表MF守田英正の活躍を称賛した。9日、同クラブの公式サイトがコメントを伝えている。
プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)第25節が9日に行われ、スポルティングはカーザ・ピアと対戦した。2−1のリードで迎えた64分、守田はモルテン・ヒュルマンドに代わって約1カ月ぶりの公式戦出場を果たし、3−1の勝利に貢献している。
ボルジェス監督は試合後、前半終了間際の失点が試合展開を難しくさせたと考えており、「これは起きてはいけないことだ。相手が後半を戦う上で、エネルギーをもたらしてしまった」と指摘した。しかし64分に途中投入した守田とジェニー・カタモに対して「試合にうまく入った。そこから我々はより多くのチャンスを得ることができて、(試合を)コントロールすることができた」と語り、試合の流れを変えた2人の活躍に言及した。
続けて記者から「守田が試合の流れを変えなければ、別の結果になっていた可能性」について問われると、「そうだ。彼(守田)とジェニーのおかげで、我々は新たな攻撃力を得たのだ」と返答。さらにボルジェス監督は、「後半は試合が激しくなり、望んでいたほどボールを保持できなかったが、守田とジェニーの投入が試合を落ち着かせた。ボールを多く持つために非常に重要だった」とし、守田がチームにもたらした役割の大きさを強調した。
守田が復帰を果たしたスポルティングは、リーグ戦で連勝を達成。現在は勝ち点「59」を獲得し、首位に立つ。なお2位は1試合消化の少ないベンフィカが、勝ち点「56」で追走している。
スポルティングは次戦、3月15日にリーグ戦でファマリカンと対戦する。
【動画】途中出場の守田が勝利に貢献!