羽田空港第2ターミナルで導入される自動走行モビリティー「iino(イイノ)」=10日午後、東京都大田区 日本空港ビルデング(東京)と全日本空輸は10日、羽田空港第2ターミナルの北側サテライト(別棟)と本館を接続する増築工事が完了し、19日から利用を開始すると発表した。別棟まで専用バスで移動する必要がなくなり、乗客の利便性が向上する。最大6人乗りの自動走行モビリティー(移動手段)「iino(イイノ)」2台による無料の移動サービスも始める。
iinoの国内での活用は初めて。新たに整備した接続エリアや別棟で時速2.5キロのゆっくりした速度で移動する。また、ターミナルの増築部に5カ所の搭乗口を新たに設ける。