
■MLBオープン戦 ドジャースーダイヤモンドバックス(日本時間11日、アリゾナ州グレンデール)
ドジャース・大谷翔平(30)がダイヤモンドバックスとのオープン戦に“1番・DH”で先発し、OP戦6試合目の出場。3打数1安打、2試合ぶりのヒットを放った。
ここまでオープン戦5試合で14打数5安打、打率は.357、1本塁打、1打点。日本での開幕シリーズまであと2試合、最終調整に入った大谷は“1番・DH”でスタメン出場、ダイヤモンドバックスの先発は2019年にわずかな期間だったがエンゼルスで共にプレーしたJ.カーティス(31)。
1回の第1打席、大声援を受けて打席に入ると、カウント1−1から内角高めのカットボールをうまく腕をたたんでライト線へのツーベース。2試合ぶりのヒットを放った。そして、3番・F.フリーマン(35)のセンターオーバーのツーベースで大谷が先制のホームを踏んだ。東京開幕シリーズまで1週間、大谷、フリーマンと調整は順調。
2回の第2打席、ダイヤモンドバックス2人目、メジャー経験のないG.グティエレス(26)と対戦。カウント1−2と追い込まれると、4球目、101.3マイル(163キロ)のストレートに反応してファウル。速いボールにも反応したが、5球目、低めに落ちる95マイル(153キロ)のシンカーに芯をわずかに外されてファーストゴロ。
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ベンチに戻る際にネクストバッターズサークルのフリーマンと会話すると笑顔を見せていた。
4回の第3打席、ダイヤモンドバックス4人目、ヤクルトでプレーしていたS.マクガフ(35)と対戦。カウント0−1から内角低めのチェンジアップを強振すると、自打球が股間付近に直撃。大谷は「あーっ」と大きな声を挙げて悶絶した。膝から崩れ落ち、痛みに耐えていた。そして、カウント0−2から最後は内角低めのチェンジアップで空振り三振。この試合、大谷は3打席とも違う投手と対戦し、3打数1安打だった。