“有名女優の母”と瓜二つ!と話題の25歳長女。思わずドキッとするような歌声、漂う空気感が魅力

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2025年03月11日 08:50  女子SPA!

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水嶋凛instagramより
 水嶋凛は、「凛」という名前に相応しい人である。その才能が大きな話題になったのが、毎週火曜日よる9時から放送されている『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日)。

 第8話にゲスト出演した。斉藤由貴の長女である水嶋が、「瓜二つ」だと注目されたのである。

 男性俳優の演技を独自視点で分析するコラムニスト・加賀谷健が、瓜二つ過ぎる水嶋凛の魅力を解説する。

◆瓜二つが過ぎる斉藤由貴の長女

 これはちょっとさすがに似すぎている……。芸能人の子息が顔出しするとき、大抵は「うん、まぁ目元が似てるかな」くらいの控えめ感想が多いのだけれど、斉藤由貴の長女・水嶋凛は瓜二つが過ぎるぞ。

 水嶋凛が所属する東宝芸能のホームページにあるプロフィール写真を見て、誰もがそう思うだろう。輪郭、目元、カメラ目線の眼差しひとつ比べてみても、斉藤由貴にピタッと照合される。

「凛」という名前もいい。その響きがストレートに醸す。凛とした雰囲気、空気、それらに含まれるあらゆる要素。水嶋のInstagramでれんげに餃子をのせた投稿(2024年9月4日投稿)があるが、餃子ですら何か凛としたものの構成員であるかのようなのだ。

◆そこはかとない予感の才能

 Instagramには他にも注目すべき投稿がある。絵を描くことが好きな水嶋が、日々の箸休めのような軽やかなタッチで描いた一枚(2025年1月29日投稿)。舞台上なのか、海なのか、抽象的な空間に座り込む女性が、上方に掲げられた大きな星一点を見つめている。

 何というわけでもなく、ふとインスピレーションを得て自らのイマジネーションを掬い上げ、一枚の絵に記録しておこうとする彼女の夢の世界がそこにある。キャプションには「絵本作ってみたいな」とあるが、その絵本作りを含めて、夢がもうすぐ目の前にパッと花開こうとする、そこはかとない予感。

 そう、「予感」。斉藤由貴の3rdアルバム『チャイム』に収録された人気曲のタイトルである。さまざまな分野においてタレント(才能)をのぞかせる水嶋が、2022年に開設したYouTubeチャンネルで、この曲をカバーしている。

◆ハミングまで凛としてクリアなカバー曲

 単なる手前味噌のカバーではない。武部聡志がサウンドプロデュースを手掛け、れっきとしたミュージックビデオ作品になっている。同作が歌手デビューとなる水嶋自らが被写体となり、演じ、歌う。

 ワンショット目は、夏の縁側。水嶋が上手からフレームイン。持ってきた風鈴をつるす。右手に持ち直したうちわで風鈴をあおぐ。涼しい音のすぐ近くで水嶋がたたずみ、座る。ステレオタイプな夏の風景だが、何せ「凛」という名前を持つ彼女の存在感によって、風景全体が凛として画面が引き締まる。

 次に縁側に座る水嶋が捉えられる。うちわで仰いでいる。じっくり間を置いて「それは静かな」とアカペラで口ずさむ。そのあとのハミングまで凛としている。気づけば、引きの位置にあったカメラが、いつの間にか彼女に寄っている。クリアなこの歌い出しを聴いて思わずドキッとする。

◆大きな話題になったゲスト出演

 水嶋凛が、テレビのインタビューで初登場したのは、斉藤由貴が出演した『1周回って知らない話』(日本テレビ、2018年5月16日放送回)ということになるのだろうか? 娘として斉藤の暴露話を披露する役目を担う水嶋は、当時大学1年生で、顔出しまではしていなかった。

 初出演では画面上にはっきりとは写らない。その凛として慎ましい才能が、夢の世界に向けて飛翔する日を待っていた。温存され、潜在的だった水嶋が、斉藤由貴と瓜二つの似姿を今浮かべている。

 大きな話題になったのは、松岡昌宏主演ドラマ『家政夫のミタゾノ』第8話のゲスト出演である。Instagramに同作出演場面カットを投稿し、ネットニュースになった。その記事には「瓜二つ」の三文字が書かれ、その才能が決定的に紹介されていた。

<文/加賀谷健>

【加賀谷健】
コラムニスト / アジア映画配給・宣伝プロデューサー / クラシック音楽監修「イケメン研究」をテーマにコラムを多数執筆。 CMや映画のクラシック音楽監修、 ドラマ脚本のプロットライター他、2025年からアジア映画配給と宣伝プロデュース。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業 X:@1895cu

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