茨城・八千代の女性白骨遺体、長男逮捕 5年前に殺害した疑い
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2025年03月11日 09:23 毎日新聞

茨城県警本部=水戸市で 茨城県八千代町の畑の地中から10月に白骨化した女性の遺体が見つかった事件で、県警は10日、女性を殺害したとして長男で無職の増保靖太郎容疑者(45)を殺人容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
逮捕容疑は、2020年4月21日午前7時ごろ、古河市東山田の自宅で、同居する母・森順子さん(当時65歳)を床に押し倒し、顔面を蹴るなどしたうえ、ペーパーナイフで首を複数回突き刺して殺害したとしている。
県警によると、増保容疑者は母を殺害後、知人男性に遺体の処理を依頼。20年5月上旬、知人男性らが重機を使って畑の地中に遺体を埋めたという。24年7月、関東地方の県外の警察署に勾留されていた知人男性が「森さんの遺体を埋めた」などと供述。10月22日に八千代町平塚の畑からブルーシートなどにくるまれた遺体が発見されていた。
増保容疑者は、覚醒剤取締法違反で水戸刑務所に服役中。県警は親子の間にトラブルがあったとみて捜査している。【斉藤瞳】
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