2月23日、天皇陛下の65歳のお誕生日をお祝いして、皇居・宮殿で一般参賀が行われた。天皇陛下とともに、雅子さま、愛子さま、秋篠宮ご夫妻、佳子さまがベランダに並び、集まった約2万3千人の入場者たちに笑顔で手を振られた。ファッションライターの味澤彩子さんは、この日の天皇ご一家のファッションをこう解説する。
「陛下のネクタイ、雅子さまと愛子さまのドレスがブルーのグラデーションで統一されているように見えます。天皇誕生日の一般参賀で、ご一家全員がブルーのリンクカラ―の装いで登場されたのは今回が初めて。仲のよさや、絆の強さ、お誕生日を迎えられた天皇陛下をお支えするお気持ちが伝わってきます。
また、雅子さまは胸元の繊細な刺繍が煌めくロイヤルブルーのローブ・モンタントを召されていますが、2023年の天皇誕生日一般参賀でも召されていたもの。ブローチで変化をつけて着回されています。それ以外でも歌会始の儀など何回か着用されており、お好きなものを長く愛用されるお人柄を感じます」
令和以降、新型コロナウイルス感染症の影響により中止が続いていた天皇誕生日一般参賀。令和になってまだ3回目の開催だが、雅子さまのお召し物に着目すると、ある“傾向”が浮かび上がってくるという。
「令和になってからの天皇誕生日一般参賀では、必ずブルーのお召し物をお選びになっています。
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元々お気に入りなのか、皇太子妃時代には新年一般参賀でもよくブルーのドレスをお召しになっていました。ただ、皇后となられてからは、新年は白やイエロー、天皇誕生日はブルーと明確に分けられています」(前出・味澤さん)
毎回ブルーを選ばれる理由の一つには、天皇陛下へのお心遣いもあるのでは、と味澤さんは語る。
「天皇陛下のライフワークである“水”を意識されているのかもしれません。お誕生日の会見でも「水」への取り組みに言及され、3月5日にも、陛下は水問題のシンポジウムに出席され、『これからも水に関する興味を持ち続けていきたい』と話されていたばかりです。」
「豊かな海づくり大会」など、水にかかわるお出ましではブルーをよくお召しになる雅子さま。今回のご一家での青コーデも、天皇陛下のご興味に寄り添ってお選びになったのかもしれない。
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