テレビアニメ『チ。―地球の運動について―』最終25話より(C)魚豊/小学館/チ。 ―地球の運動について―製作委員会 テレビアニメ『チ。 ―地球の運動について―』(NHK総合 毎週土曜 後11:45ほか)の最終25話「?」のあらすじ&場面カットが11日に公開された。
【場面カット】えっ!死んだはずのラファウが青年に?『チ。』最終話 最終25話は、青年ラファウから学術系サロンに招待され、好奇心に目を輝かせた少年アルベルト。しかし帰宅すると、信じがたい光景を目にする。
本作は、第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞ほか、数々の賞を席巻した魚豊氏による同名漫画を原作としたアニメ作品。2020年〜24年に「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて連載された。
舞台は15世紀のヨーロッパ某国。地球が宇宙の中心でその周りを惑星が動いているとする“天動説”こそがこの世の真理だとされ、その理を覆すようなことを信じたり、研究することが重罪だった時代に、謎めいた学者フベルトの言葉で“地動説”の可能性を知った神童ラファウが、自らの命と引き換えに地動説の証明を未来へと託した第1章。
そこから10年後、ラファウの信念を偶然にも託されたオクジーが修道士のバデーニにつなぎ、天文研究助手ヨレンタと出会い、“地動説の証明”にたどり着く。しかし異端審問官ノヴァクによって、証明された地動説が世に出ることは叶わず、オクジーとバデーニは悲劇的ながらも感動を呼ぶ最期を迎えた。それでもバデーニが一縷(いちる)の望みを懸けて、地動説の証明を未来へと届けた第2章。
そこからさらに25年―― “地動説を証明することに自らの信念と命を懸けた者たち”が未来へと託した想いと感動は、「金を稼ぐ」という強い信念を持つ移動民族の娘ドゥラカの元に届く。シュミットら異端解放部隊と行動を共にし、これまで紡がれてきた信念の炎に触れていくドゥラカ。自らの「知」と「血」、さらには命を懸けて「地」動説の証明に挑む者たちを待ち受ける運命とは。
神童ラファウを坂本真綾、異端審問官ノヴァクを津田健次郎、謎の学者フベルトを速水奨、代闘士オクジ―を小西克幸、修道士バデーニを中村悠一、天文研究助手ヨレンタを仁見紗綾、移動民族の娘ドゥラカを島袋美由利、異端解放の部隊長シュミットを日野聡、少年アルベルトを種崎敦美(※崎=たつさき)が演じる。
監督は清水健一、シリーズ構成は入江信吾、キャラクターデザインは筱雅律、音楽は牛尾憲輔、音響監督は小泉紀介が務め、オープニング曲・主題歌をサカナクション、エンディング曲をヨルシカが担当する。