3月11日、“学生の街”で知られる東京・高田馬場で衝撃的な事件が起きた。同日午前10時前、JR高田馬場駅近くの路上で20代とみられる女性が男性に刺され、緊急搬送されるもその後死亡した。
各メディアの報道によると、人が刺されたという通報を受け駆けつけた警察が、その場にいた40代の男を殺人未遂の現行犯で逮捕。女性はナイフで頭や首などを複数回刺されており、「TBS NEWS DIG」の取材に応じた目撃者によると、男が倒れた女性をスマートフォンで撮影しながら蹴飛ばしていたという。
また、事件当時、女性がライブ配信中だったとみられており、SNS上には真偽は定かではないが、実際のライブ配信の様子をスクリーンショットしたものや動画が拡散している。
拡散されている動画の1つを見ると、画面は真っ暗だが、右下のタイムコードは止まっておらず、ライブ配信が続いていることがわかる。画面は何も見えないものの、周囲の音声が拾われており、けたたましい音量でパトカーのサイレンが鳴り響き、警察官と思われる人物の声も聞こえてくる。
状況から察するに事件後の現場とみられ、「下がってください!」と周囲に呼びかけたり、「規制線貼っちゃって!」と話す警察官らしき人の声が入っており、物々しい様子が伝わってくる。
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またキャプチャされた動画下部には、ライブ配信のコメント欄も映っており、「助かって!」「夢であってくれ」と女性を心配する声が次々と並んだ。
女性と男の間になんらかのトラブルがあったと見られており、男は警察の調べに対して「殺そうとは思わなかった」と供述していることも報じられている。一刻も早い真相解明が待たれる。
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