



私の子どもは幼稚園に通っている年長のシオン。児童の数が少ない学区ではありますが、ほとんどの子がそのまま近くの小学校に行くので、子どももママたちも仲良しです。とくにシオンが仲良くしているのはモエちゃん。そして私もモエちゃんのママのナッちゃんと、2人でランチに行ったりと仲良くさせてもらっています。
ナッちゃんは忙しいのでよくモエちゃんを預かったりもしていますが、うちが望んでやっているので不満はまったくありません。今日はモエちゃんを預かって、家の前でプールをすることにしました。2人はとても楽しそうです。そこに、ユメちゃんママがユメちゃんと通りかかりました。




「今日はやめましょう。準備もないし」ユメちゃんの家はうちから近いのだから、必要なものを取りに帰ったらいいのに……一緒に遊ぶのを断られました。モエちゃんママ(ナッちゃん)が夜のお仕事をしているから、子ども同士も関わらせるのをやめようってことらしいのです。

ナッちゃんは確かに稼いでいるほうだと思います。私も前に、どんな仕事をしているのか聞いてみたことがあります。
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私はブランド物には疎いのですが、ユメちゃんママ曰く、車も持ち物も高級品ばかりとのこと。でも、それだけで“夜の仕事をしている”と決めつけるのは短絡的だと思いませんか?
仮に夜の仕事をしているとしても、ナッちゃんもモエちゃんもとても良い子なのに、職業で人を差別するというのでしょうか。そしてなにより、“夜の仕事をしている”というのは事実無根なのです。
【中編】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・んぎまむ 編集・石井弥沙
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