ウェブサイトを運営する会社の株をめぐりインサイダー取引をしたとして、東京地検特捜部は元公認会計士の男を起訴しました。
インサイダー取引の罪で起訴されたのは、東京・新宿区の元公認会計士・佐久間将司被告（53）です。
特捜部によりますと、佐久間被告は2022年、「Q＆Aサイト」運営会社の「オウケイウェイヴ」とコンサルティング契約を結んでいましたが、「オウケイウェイヴ」が取引先に運用を委託していた資金などおよそ49億円が回収できないおそれがあると知り、この事実の公表前に「オウケイウェイヴ」の株を売却して損失を免れた罪に問われています。
特捜部は佐久間被告の認否を明らかにしていません。
佐久間被告をめぐっては、証券取引等監視委員会がきのう、インサイダー取引の疑いで東京地検特捜部に刑事告発していました。
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