【体操】橋本大輝が全日本“５連覇”宣言　市船橋高の後輩、角皆友晴に「勢いで負けないように」

体操男子でパリ五輪団体金メダルの橋本大輝（23＝セントラルスポーツ）が“5連覇”を宣言した。12日、都内で試技会を公開。トップの84・132点をマークし「6種目でミスなくいけた。体の動きは良い」と好調をアピールした。

昨夏は東京五輪に続く個人総合制覇を逃したが「全日本では連覇が途切れていない」と、4連覇中の全日本選手権（4月、高崎アリーナ）での頂点を意識。「やっぱり橋本大輝が一番だと思われる演技をしたい」と見据えた。

2位には、高校の後輩の角皆（つのがい）友晴（市船橋高3年）が入った。83・665点で、0・47点差に迫られ「若さの勢いがあって良い。今日もギリギリの接戦だった」と評価した。

昨年の高校総体で個人2連覇、団体3連覇を果たした逸材に「こういう選手が出てきて、日本のレベルがどんどん上がっている。次のロサンゼルス（五輪）に向けて良い発進ができている」と歓迎。一方で「まだ自分も23（歳）。勢いで負けないように頑張らないと」と対抗心を燃やした。

パリ五輪3冠の岡慎之助は、左股関節の違和感のため欠席した。【飯岡大暉】

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