日本代表がW杯本大会で勝つために…『FIFAランキング』を上げる重要性を山本TDが語る

0

2025年03月13日 14:47  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

山本昌邦ナショナルチームダイレクター
 日本サッカー協会(JFA)は13日、今月のFIFAワールドカップ26(W杯)アジア最終予選(3次予選)に臨む日本代表メンバーを発表。山本昌邦ナショナルチームダイレクター(TD)が森保一日本代表監督とともに記者会見に登壇した。

 今月20日のバーレーン代表戦に勝利すれば、W杯出場が決まる状況にある日本代表。今回のW杯は出場チームが従来の32カ国から48カ国へ拡大され、グループステージ(4チーム×12グループ)の各組上位2チームと3位の成績上位8チームが32チーム参加の決勝トーナメントに進出する形で行われる。

 W杯で上位へ進出するためには、グループステージで強豪国と対戦する確率を可能な限り低くすることも重要となり、そのためにはFIFAランキング順で振り分けられるポットの順位を高くすることが求められる。

 山本TDも今回の会見で「今年の年末のW杯抽選会がどれだけ重要かということは皆さんもご存じだと思います。ポットで分けられるので、(日本代表が)ポットのどこにいるのかは、非常に重要な要素だと思っています」と述べ、「FIFAランキングの係数が高いのは公式戦です。アジア予選は始まるのが早いので、いまはポイントが上がっていますが、ヨーロッパの予選がこれから始まると、これからヨーロッパ勢のポイントが追い上げてくることが予想されます。そのあとの親善試合も予定していますが、(国際親善試合は)係数が下がります。もちろん、すべてポイントを稼ぎにいくのですが、それが(チームの)成長というところにも連動していて、そういうことを考えつつ、ロードマップの中で一つも無駄にできないというのが、年末までのすべての試合だと思っています」と説明した。

 つづけて、「そのためにはチーム力を上げていって、最終目標に近づいていくことが大事だと思っています。係数のところは細かく調べて、どういう国がどの位置にいるかも、現場スタッフも常に議論してくれていますし、そういう壮大な野望というか、頂点を目指すなかで、緻密にできることをしっかりと準備を進めたいです。FIFAランキングのポイントはすごく気にしています」と、FIFAランキングのポイントを重要視していることを明かした。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定