先制点を挙げた斉藤[写真]=Getty Images
クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)に所属する斉藤光毅が、15日に行われたEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)の第38節リーズ戦で先制点を記録した。
現在4連敗中と苦しむ14位のQPRは、リーズをホームに迎えた。日本人対決となるこの試合で、斉藤は3試合連続のスターティングメンバーに名を連ね、リーズに所属する日本代表MF田中碧も同様にスタメンで起用された。
首位との一戦に臨むQPRが17分に先制に成功する。斉藤が左サイドからクロスを送ると、相手にボールをカットされるが、パスミスをしたボールが再び斉藤の足元に。そのままダイレクトで右足を振り抜くと、ゴールに突き刺さり先制点を奪った。
ゴールを奪った斉藤は、2月のダービー戦以来の得点で今シーズンのゴール数を「3」に伸ばした。その後は両チームともに1点ずつを挙げ、QPRが2−1のリードで前半を折り返す。
後半に入ると、51分にリーズが右サイドを崩し、ペナルティーエリアの混戦のなか、右サイドバックのジェイデン・ボーグルが同点ゴールを決め、試合を2−2のタイに戻す。後半アディショナルタイムには、斉藤がダニエル・ジェームズに対して後方から危険なタックルをして退場となる。スコアはそのまま動かず、2−2の痛み分けとなった。
次戦は29日にQPRがストークと、リーズがスウォンジーと対戦する。
【スコア】
クイーンズ・パーク・レンジャーズ 2−2 リーズ
【得点者】
1−0 17分 斉藤光毅(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)
2−0 30分 スティーブ・クック(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)
2−1 57分 モーガン・フォックス(OG/リーズ)
2−2 51分 ジェイデン・ボーグル(リーズ)