21年東京オリンピック(五輪)柔道女子48キロ級金メダリストのダリア・ビロディド(24=ウクライナ)が16日までに、自身のインスタグラムやストーリーズを更新。「ダリア・ビロディドがメタリスト1925のサッカー選手に」と記し、昨秋からアドバイザーを務めている母国ウクライナのサッカークラブ「メタリスト1925」と選手契約を結んだことを公表した。
背番号「77」と入ったチームカラーの黄色いユニホームを手に、クラブ幹部らと並んだ様子や、契約書にサインする場面などの写真や動画も公開した。
同クラブの公式インスタグラムでも「メタリスト1925と、伝説的なウクライナ人柔道家であり、クラブのアンバサダーでもあるダリア・ビロディドとの協力関係は、新たなレベルに達している! 世界チャンピオン、ヨーロッパチャンピオン、オリンピックチャンピオンのダリアは、正式にメタリスト1925女子チームの選手となった」と伝えられた。
さらに「ダリアはすでに選手契約を交わしており、間もなくチームのトレーニングに参加する。彼女の移籍は、ウクライナのスポーツ界にとって明るい出来事であるだけでなく、女子サッカーの普及に向けた1歩でもある。クラブは、ビロディドが勝利へのメンタリティだけでなく、ピッチ上でもチームに貢献してくれることを期待している」と期待の声も寄せられた。
ファンやフォロワーからも「これは冗談じゃないの?」「本気なの?」「なぜ彼女はそんなことをするの?」などと半信半疑の声があがった一方、「かっこいい、デビューを待ちます」「成功を楽しみにしています」「本当に美しい」など応援するコメントも数多く届いた。
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ビロディドは昨夏のパリ五輪では女子57キロ級に出場したがメダルを逃す悔しさも味わった。今後は柔道とモデル業を両立しながら、28年ロサンゼルス五輪も目指していく予定だが、サッカーとの“三刀流”となるのか−。身長172センチの9頭身で「美しすぎる柔道家」と称されたアスリートの今後に注目が集まる。
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