【3/17〜3/23の運勢】3月4週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

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2025年03月16日 22:10  isuta

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isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

2025年上半期の占いも公開しているので、ぜひ併せてチェックしてくださいね♡

今週の星座占いを全文読みたい方はこちらをタップ 今週のおひつじ座の運勢

おひつじ座をイメージした女性のイラスト illustration by ニシイズミユカ

羽衣をまといて

今週のおひつじ座は、無心化された笑みをさざなみのように広げていこうとするような星回り。

『ふだん着でふだんの心桃の花』(細見綾子)という句のごとし。

盛装で臨む特別な場で交わす笑みというものもあるかもしれないが、そこにはどうしたって作為が入りこむし、素顔の表情とのギャップが生じてくる。そこには桃の花のような素朴で純真な花は咲かない。サンダルをつっかけ“ちょっとそのへん”に出かけていく時の口元に浮かぶ自然な笑みにこそ、長寿の秘訣はあるのだ。

あなたもまた、自分のふだん着に似合うような花を部屋に飾ってみるといいでしょう。

続きはこちらから 今週のおうし座の運勢

おうし座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

謎と向き合う

今週のおうし座は、既存の制度内の手垢にまみれた言葉ではなく、どこか新しい方向からやってきた言葉に焦点を当てていこうとするような星回り。

地下鉄サリン事件のあと、世間の大多数の人たちは、みずからを「正義」と「正気」と「建常」の側に迷うことなく置いて、事件の実行犯たちや麻原彰晃、オウム真理教信者たちを叩いたり、断罪したりしていた。

ただ、それが本当にところ何であったのかということについては、十分に語られていないのではないか。事件後にそう考えた村上春樹は、事件の直接的な被害者や関係者62人にインタビューを実施し『アンダーグラウンド』(1997)という一冊の本にまとめてみせた。

あなたもまた、自分が生きてきたはずの現実をもう一度別の角度から、別のやり方で、しっかり洗い直していこうとするような星回り。

続きはこちらから 今週のふたご座の運勢

ふたご座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

無印不良品

今週のふたご座は、とことん王道から外れてやろうとしていくような星回り。

『なの花のとつぱづれ也ふじの山』(小林一茶)という句のごとし。

10代で追い出されるように家を出て、江戸で丁稚奉公するかたわら得意とする俳諧で長い下積みをつんだのち、50代になってようやく家と土地と家庭をもうけた作者ですが、その生涯で残した句は3万句以上と言われており、同じ江戸三代俳人としてくくられる芭蕉や蕪村と比べても作品数の点では圧倒的な差をつけています。

あなたもまた、ちょっと普通から外れたことをやる程度で満足するのではなく、いっそ徹底的なまでに“規格外な存在”となるべく精進すべし。

続きはこちらから 今週のかに座の運勢

かに座をイメージした女性のイラスト illustration by ニシイズミユカ

のびのび良寛

今週のかに座は、論文は古びるが詩はまったく色褪せないということを身をもって知っていこうとするような星回り。

良寛ほど日本の知識人や作家、詩人や歌人から慕われている人はいないのではないかと思いますし、ほとんど20世紀くらいまではほとんど崇拝に近いような信奉のされぶりでした。

良寛によると、ただひたすらに永遠なるものに触れる生々しい体験(大抵それはスピード感を持って生きている世の人がわざわざ立ち止まらないようなことであったりする)に目を向け、そこに遊んでいなさい。そうして初めて「従前の非」、すなわち素直になれなかった自分を認められるようになっていくよ、とのこと。

あなたもまた、仕事や忙しさを言い訳にしないで、そんなmeditationな遊びをこそかましていくべし。

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しし座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

(特になし)

今週のしし座は、気合いを入れて「何もしない」を実践していこうとするような星回り。

『春の日を一杯に浴び画もかかず』(小川芋銭)という句のごとし。

世の日本人のほとんどは根が真面目というか、執着気質なところがありますから、3日も仕事をしないでいると解放感より不安が勝ってきてしまって、真剣な遊びにも身が入らなくなってしまう。作者の日向ぼっこには、そういうたぐいの不安だとか、世間の目を気にする素振りが綺麗に抜け落ちていて、そこに天真さがあり、尊い光がある。

あなたもまた、そんな作者にあやかってできるだけ純粋に楽しみを追っていくべし。

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おとめ座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

陰謀論者を信じられるか?

今週のおとめ座は、誰か何かを「信じたい」という気持ちを適切に管理運営していこうとしていくような星回り。

最近では政治家の中にも、ディープステートという影の勢力が世界を操っているという陰謀論を信じる議員がいたり、そういう議員が落選することなく一定の支持を集めている現況を考えると、今後ますます陰謀論は拡大していくものと考えるのは自然かもしれません。

ところが、最近の陰謀論というのはどこか背後の主体や真実について、人工的に地震を起こす兵器やゴムのマスクをかぶったゴム人間だとか、妙に科学的ないし世俗的に語られることが増えて、目に見えないし私たちには認識できないような神や霊の働きなどを排除せんとする傾向が強まっているように思います(だからこそ受容が広まっている)。

あなたもまた、自身や周りのどこかバグった側面やヤバい部分にできるだけニュートラルな態度で接しつつ、観察や観測を続けていきたいところです。

続きはこちらから 今週のてんびん座の運勢

てんびん座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

別途の実感

今週のおとめ座は、うっすら抱いていた思いや実感と、ふとしたきっかけで出会い直していくような星回り。

『木蓮は開ききつたり犬を抱く』(田中裕明)という句のごとし。

ふさふさの体毛がぬくもりをもたらし、顔をその中にうずめると、かすかに日なたの匂いのする。おのずと白い体毛の大型犬のイメージが浮かんでくる。何となく頭の中に浮かんでくるイメージこそが、作者にとって待ち望んできた春の実体であり、それは「木蓮」から「犬」へという飛躍を通じて、作者だけのものとなってほんのり現実味を深めていく。

あなたもまた、そうした「感覚の多角化」ということがテーマとなっていきそうです。

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さそり座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

アリアドネの糸をつむぐ

今週のさそり座は、霊感を呼び覚ますためのメカニズムをきちんと始動させていこうとするような星回り。

作家ロベール・パンジェは、小説の最初の冒頭の一文を書くことほど、精神の並外れた集中を必要とする瞬間はないのだと説いています。

しかし同時に、その具体的な注意点として、「いっさい飲み食いしていない状態ではじめるということ」が大事であり、自分の場合、朝起きてから文章をひとつ産み出すまで、30分か45分ぐらいかけて、霊感を呼び覚ますメカニズムを始動させ、それから朝食をとるのだとも述べています。

あなたもまた、占星術上の一年の始まりに際して、いっそ作家として特別な儀式に臨んでいくつもりで過ごしてみるといいでしょう。

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いて座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

発酵・祝祭・エンタメ

今週のいて座は、誰に何と言われようとも、思いっきりふざけ倒していこうとするような星回り。

『日の春をさすがいづこも野は厠(かわや)』(高山れおな)という句のごとし。

仏教に伝わる地獄が階層構造になっていて、実にさまざまな地獄があるように、西方浄土であれ何であれ、どこかにこういう「厠天国」があるのかも知れない。その瞬間、作者はもはやいっさい躊躇することなく野原に足を踏み出したのだろう(知らんけど)。

あなたもまた、作者が厠天国を創出したように、あるはずのない豊かさをこの世につくり出していくべく発奮すべし。

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やぎ座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

故郷のほんとう

今週のやぎ座は、古びた同質性集団を刷新してくれるような「個」を見出していこうとするような星回り。

「種」というものについて改めて考えてみると、「類・種・個」という概念の三つ組のうちに中間にあたるのが「種」で、たとえば動物を「類」とした場合、人間は種にあたり、その中で名前に紐づいた各人を「個」と呼びます。

哲学者の田邊元はこの「種」というものを「種的基体」、すなわち「力学性を孕んだ多様体」として考えていました。「個」というものを、単に種を分割していった結果現われてくるものとして考えるのでなく、その根源としての多様でカオスな種自身が、みずからを否定し種を蹴り立てるようにして生成されてくるものなのだと捉えた訳ですが、ここで云う「個」というのは、一足早く変異をとげた“先覚者”であり、“ニュータイプ”のことなのでしょう。

あなたもまた、みずからが属してきた「種」そのものを否定する力と一体化していく動きが加速化していきやすいでしょう。

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みずがめ座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

生きよ堕ちよ

今週のみずがめ座のテーマは、激しく錯綜する思いの丈を吐きだしていこうとするような星回り。

『隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな』(加藤楸邨)という句のごとし。

昭和16年の早春に、出雲の先の島である隠岐に訪れた際に詠まれた句。ちょうど当時の日本は本格的に戦争に入っていく前夜にあたり、この年の12月に真珠湾攻撃を行い、米英という強大国を相手に戦争を仕掛けていきました。長期的に考えればまず勝ち目のない戦いであることに、うすうす感づいていた人も少なくなかったのではないでしょうか。

あなたもまた、時代の大波に飲み込まれるのではなく、ひとり抗っていこうとするよう動きが出てきやすいでしょう。

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うお座をイメージした女性のイラストillustration by ニシイズミユカ

風雅の骨髄

今週のうお座は、確実で安定したプランや相手よりも、どこかしら欠点や破れ、未熟さがある相手や物事をこそ大事にしていこうとするような星回り。

「はかなさ」というものは、語源的にはネガティブで消極的な意味を持っていた訳ですが、にも関わらず、日本では歴史的にさまざまな人がむしろそこにポジティブで積極的な意味を与える独自の美意識を見出そうとしてきました。

「はかなさ」とは物事の「不完全さ」を感得しつつ、それを想像力の働きによってこころの内で完成させるという、日本的美意識の要諦となり、人生という不可解なもののうちに、何か可能なものを成就させんとする覚悟を伴った美学として育まれ、耕されてきた文化的感受性なのだと言えます。

あなたもまた、ネガティブなものの中に逆にポジティブなものを見出すという、うお座特有のアンビバレントなセンスを存分に発揮していきたいところです。

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