
■プレミアリーグ第29節 マンチェスター・シティ 2ー2 ブライトン(日本時間16日・エティハド・スタジアム)
イングランド・プレミアリーグは14日、2月の月間最優秀ゴールを発表。ブライトンに所属する日本代表MF、三笘薫(27)のゴールが選ばれた。三笘は2023年8月にも選出されており、今回で2度目の受賞となった。
そのゴールが生まれたのは、日本時間2月15日のプレミアリーグ第25節、チェルシー戦。0ー0で迎えた前半27分、自陣ペナルティエリア付近から味方GKのロングパスに反応。背後からの難しいパスを華麗なトラップで足元にピタリとおさめると、そのまま相手DFを1人かわし右足を振り抜き、右隅へゴールを決めた。GKのパスからわずか7秒という圧巻のゴールが、三笘に2度目の栄冠をもたらした。
月間最優秀ゴール選出後、初の試合はアウェーで行われたマンチェスター・シティ戦。三笘は左サイドで先発すると、前半6分にチャンスが訪れる。右サイドからのクロスを頭で押し込みゴールネットを揺らした。ブライトンの先制かと思われたが、VARの結果、GKへのファウルと判定されノーゴールに。9日に行われた前節フルハム戦でも三笘はゴールネットを揺らしたが、VARの結果、他の選手がオフサイドの判定を受けノーゴール。これで2試合連続で“幻のゴール”となった。
その後、三笘は積極的にクロスや裏への抜け出しなどで攻撃参加。後半18分には味方のクロスに合わせ、利き足ではない左足でのダイレクトボレーを放つが、惜しくもキーパー正面、ゴールはならず悔しそうな表情を浮かべた。後半38分に途中交代となり、自身が持つプレミアリーグでのシーズン最多記録7ゴールの更新とはならなかった。
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