マンU、ファン・ニステルローイ率いるレスターに3発完勝!…“9番”ホイルンドが久々の得点

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2025年03月17日 05:57  サッカーキング

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敵地でレスターを下したマンU [写真]=Getty Images
 プレミアリーグ第29節が16日に行われ、レスターとマンチェスター・ユナイテッドが対戦した。

 昨年11月のルベン・アモリム監督就任後も試行錯誤が続き、ここまで9勝7分12敗・勝ち点「34」の成績で暫定15位に低迷しているマンチェスター・ユナイテッド。アーセナルと対戦した前節はブルーノ・フェルナンデスが見事な直接FKを叩き込んで先制したが、その後1点を返され、終盤のチャンスを生かしきれずにドローで終了。惜しくも今シーズン初の連勝を逃した。今節はクラブOBであり、エリック・テン・ハフ元監督解任後に短期政権を築いたルート・ファン・ニステルローイ監督が率いるレスターと激突する。

 序盤はマンチェスター・ユナイテッドがボール保持率やチャンスの数で上回るが、レスターもジェイミー・ヴァーディがGKアンドレ・オナナを強襲するシュートを放つなど、拮抗した展開が続く。マンチェスター・ユナイテッドは23分、左CKのキッカーを務めたクリスティアン・エリクセンがショートコーナを選択。C・フェルナンデスのリターンパスを受けて角度の厳しいところから直接狙ったが、シュートは惜しくも右ポストを叩いた。

 試合の均衡が破れたのは28分、自陣右サイドでボールを受けたB・フェルナンデスが相手DFラインの背後へスルーパスを送ると、抜け出したラスムス・ホイルンドが右足でゴール左下隅へ流し込み、マンチェスター・ユナイテッドが先制に成功した。その後も優位に試合を進める中、43分には自陣でのボールロストからパトソン・ダカにシュートを放たれるも、エイデン・ヘヴンが体を張ってブロックし、同点ゴールは許さず。前半は0−1で終了した。

 後半の立ち上がりはレスターが良い入りを見せていた中、マンチェスター・ユナイテッドにアクシデントが発生。3バックの一角を担っていたヘヴンがプレー続行不可能となり、51分にトビー・コリアーとの交代を余儀なくされた。それでも57分、中盤でのボール奪取からカウンターを発動し、ホイルンドのパスを受けたアレハンドロ・ガルナチョがネットを揺らす。2点目かと思われたが、オフサイドがあったとして得点は認められなかった。

 67分、マンチェスター・ユナイテッドは相手を押し込んだ状態で細かくパスを繋ぐと、ブルーノ・フェルナンデスがルーズボールをプッシュ。ボックス内にボールがこぼれると、これをガルナチョがダイレクトでニアサイドへ突き刺し、リードを2点に広げた。その後のマンチェスター・ユナイテッドは選手を入れ替えながら、優位性を保ったまま時計の針を進めていく。90分にはB・フェルナンデスがダメ押しの1点を奪い、3−0で試合を締め括った。

 次節、レスターは4月2日にマンチェスター・シティと、マンチェスター・ユナイテッドは同1日にノッティンガム・フォレストといずれもアウェイで対戦する。

【スコア】
レスター 0−3 マンチェスター・ユナイテッド

【得点者】
0−1 28分 ラスムス・ホイルンド(マンチェスター・ユナイテッド)
0−2 67分 アレハンドロ・ガルナチョ(マンチェスター・ユナイテッド)
0−3 90分 ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)

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