
登山を快適に楽しむために欠かせないのが、足元を支える「トレッキングシューズ」。特にモンベルのシューズは、優れた機能性とコストパフォーマンスの高さで多くの登山者に支持されています。
そこで今回は、元アウトドア店員が選ぶ、モンベルの「メンズトレッキングシューズ」のおすすめ3足を紹介します。初心者から経験者まで、それぞれの登山スタイルに合った1足を見つけてみてください。
●モンベルのメンズトレッキングシューズ:アルパインクルーザー800
長距離を歩く登山では、足元の安定感と快適性が求められます。「アルパインクルーザー800」は、重装備で長い距離を歩く、2泊3日程度のテント泊縦走にも対応するトレッキングブーツです。
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柔らかな履き心地と高い安定感を両立するデザインが特徴です。アッパーには、透湿性に優れたメッシュとしなやかなスエードレザーを組み合わせ、耐久性と快適性を確保。日本人の足形に合わせたラスト(木型)を採用し、フィット感を高めています。
さらに、モンベル独自の「トレールグリッパー」ソールが優れたグリップ力を発揮し、岩場やぬかるんだ道でも安定した歩行をサポート。透湿性の高いゴアテックス素材も使用しているため、シューズ内をドライに保ち、長時間の行動でも快適に歩き続けられます。
日本アルプスでの夏山縦走やロングトレイルを計画している人に、定番としておすすめできる1足。公式サイトでの販売価格は、2万5300円(税込、以下同)です。
●モンベルのメンズトレッキングシューズ:マウンテンクルーザー600
初心者や、登山を気軽に楽しみたい人におすすめなのが「マウンテンクルーザー600」。日帰りハイキングや1泊2日の山小屋泊登山に適したミドルカットのシューズで、軽やかな履き心地と全天候対応の機能性を備えているのが特徴です。
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アッパーには耐摩耗性の高いメッシュを採用し、通気性を確保。スエードレザーで補強することで耐久性を高めているため、長く愛用できるのもポイントです。さらに、ゴアテックス素材を採用しており、防水透湿性も優れています。
足首をしっかりホールドしながらも動きを妨げないデザインのため、アップダウンの多い登山道でもスムーズな足運びが可能です。
また、「アルパインクルーザー800」よりも軽量なつくりのため、初めての登山ブーツとしても使いやすい1足。公式サイトでの販売価格は、2万2880円です。
●モンベルのメンズトレッキングシューズ:マウンテンクルーザー400 ウィズ ゲーター
登山中の砂や小石の侵入が気になる人におすすめなのが、「マウンテンクルーザー400 ウィズ ゲーター」です。軽量なミドルカット仕様の全天候型シューズで、伸縮性と防滴性を兼ね備えたゲーターを一体化。足元をしっかり保護しながら、快適な履き心地を提供します。
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シューズ本体には、防水透湿性に優れたゴアテックス素材を採用しており、メッシュ素材と組み合わせることで通気性を高め、長時間の行動でも蒸れを軽減。さらに、独自の「ドライテック」3レイヤーを使用したゲーターが、雨や泥から足を守りつつ、ストレスのないフィット感を実現します。
靴ひもはコードロック式で、素早く調整が可能。アウトソールには、ぬれた岩場や木道でもしっかりグリップする「トレールグリッパー」を採用し、安全な歩行をサポートします。
一般登山道はもちろん、富士登山や砂地の多いルートなど、悪天候や荒れた道でも頼れる1足です。別途、ゲーターを用意する必要がなく、荷物が減らせるのも大きなメリット。公式サイトでの販売価格は、2万5300円です。