チャンピオン「リバースウィーブ」パーカーの“青タグ・3色タグ“は春に着たい定番アイテム 赤タグとの違いは?

0

2025年03月25日 20:40  Fav-Log by ITmedia

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Fav-Log by ITmedia

リバースウィーブ「青タグ」モデル

 春が近づいてきました。寒さが和らぎ、衣服を新調したくなる季節です。

【その他の画像】

 どうせ購入するなら、飽きずに長く愛用できるウェアを手に入れたいところです。この記事では、チャンピオン(Champion)の定番スウェット「リバースウィーブ」の主要モデルから、「青タグ」モデルと「3色タグ」モデルのパーカーを実物レビューします。

●青タグ(11.5oz、裏起毛)モデル:リバースウィーブらしさと、着やすさを両立

 まず、青タグモデルの概要をチェックしていきましょう。本シリーズでは、素材に「赤タグ」モデルよりもやや薄手の、11.5oz(オンス)の裏起毛生地を採用しています。コットン素材には、環境に配慮した米国綿を使用。表地はざっくりとした手触りがあり、リバースウィーブ独自の編み方向と合わせて赤タグモデル譲りの風合いを楽しめます。

 裏起毛素材なので、保温性も上々です。着用と洗濯を繰り返すことによる経年変化もリバースウィーブの魅力ですが、新品状態からの着なじみの良さも、青タグモデルの魅力でしょう。生産国が米国以外(中国など)となり袖丈が短めな日本人に適したパターンが採用されている点や、良好なコスパを実現している点も見逃せません。

 実際に着用すると、ワンサイズ上げたくらいのサイズ感でも、違和感なく着こなせます。「リバースウィーブらしさ」を味わいつつ、(マニアックなディテールよりも)日常着としての使いやすさも重視したい方におすすめです。

●3色タグ(裏毛)モデル:柔らかな生地感が魅力 インナーとしてもおすすめ

 次に、リバースウィーブの基本ラインでは最もベーシックな仕様となる、裏毛(裏パイル)生地のモデルをチェックしましょう。「リバースウィーブ」の表記があり、赤字と青字が併記された3色タグが首元に備わる点が、裏毛モデルの目印です。

 裏毛モデルの素材についてですが、生地は“しっかり感“のある赤タグ&青タグモデルとはやや異なり、適度な薄さと柔らかな肌触りが特徴です。量販店などで販売されているパーカーやスウェットに近い感覚で、気楽に着用することができます。

 実際に着用すると、ライトな生地感による着用のしやすさが特徴です。防寒性はそれほど高くないですが、オフィスワークや部屋着として用いるには最適でしょう。一方で生地がしなやかなため、大きめなサイズを選ぶとダラリとした印象になることも。だらしない印象を回避したいなら、ジャストサイズを選ぶと良いでしょう。フードのボリューム感は、単色タグのモデルと比較するとやや見劣りします。アウターに響かない薄さを生かして襟付きのアウターを併用し、アウターの襟でフードのボリューム感を補うのがおすすめです。

 「良くあるスウェット&パーカー」に最も近いのが裏パイルモデルですが、それゆえにアウターとしてもインナーとしても扱いやすい点が魅力です。価格的にも入手しやすいため、1枚持っていて損はないでしょう。

●「パーカーおじさん」と言われても、あなたのスタイルで

 今回は2記事にわたって、カジュアルウェアの定番とも言えるパーカーに焦点を当て、チャンピオンのリバースウィーブの主要3モデルの特徴と、おすすめの着こなしをご紹介しました。米国のカジュアルウェアらしいタフさと風合いが魅力の赤タグモデル。その魅力を残しつつ、着用のしやすさを備えた青タグモデルと、日常着に最適な3色タグ(裏パイル生地)モデル。それぞれに魅力があることが分かりました。

 時代によって流行や着こなし方は変わりますが、定番アイテムにはタイムレスな良さがあります。老若男女が楽しめるリバースウィーブの魅力を、今春の着こなしに取り入れてみてはいかがでしょうか。

    ニュース設定