福永祐一師がGI初制覇へ 厩舎に重賞初Vもたらした快足馬で高松宮記念に参戦
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2025年03月26日 17:00 netkeiba

昨年のCBC賞を制したドロップオブライト(24年8月撮影、ユーザー提供:るぅさん) 福永祐一調教師が高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)のドロップオブライト(牝6)でGI初制覇を狙う。
福永調教師は騎手としてJRA通算19497戦2636勝。JRAではGI・34勝を含めて重賞を160勝した。20年にコントレイルでクラシック三冠を達成したのは記憶に新しいところだ。調教師としては昨年開業し、JRA通算204戦22勝。重賞は24年のCBC賞のドロップオブライト、デイリー杯2歳Sのランフォーヴァウで2勝している。ただ、GIには延べ4頭が挑み、24年のNHKマイルCのチャンネルトンネルの6着が最高着順。ここまでは厚い壁に跳ね返されている。
高松宮記念にはドロップオブライトを送り込む。昨年のCBC賞で厩舎に初タイトルをもたらした功労馬。その後は京阪杯が6着、淀短距離Sが7着だが、それぞれ休み明け、外枠が堪えた部分もあったか。その点、今回は狙い澄ましたローテーションで、得意とする中京芝1200mへの参戦。相手は強いが、見せ場以上があっても不思議はない。
福永調教師は騎手時代に高松宮記念を3勝。04年にサニングデール、16年にビッグアーサー、19年にミスターメロディで制している。騎手&調教師でダブル制覇となれば、GI昇格後では初めての偉業。開業約1年でのGI制覇なるかも含めて、そのタクトから目が離せない。
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