日本陸上連盟は26日、世界選手権東京大会(9月13〜21日、国立競技場)のマラソン代表として男女各3選手を発表した。
男子は吉田祐也(27=GMOインターネットグループ)、近藤亮太(25=三菱重工)。女子はすでに内定していた安藤友香(31=しまむら)に加え、佐藤早也伽(30=積水化学)、小林香菜(23=大塚製薬)が選ばれた。
吉田は昨年12月の福岡国際マラソンで日本歴代3位の2時間5分16秒で優勝。21年鈴木健吾の日本記録に20秒と迫った。日本陸連が指定した選考競技会においてトップのタイム。青学大出身者としては五輪を含めて初の世界大会マラソン代表だ。
近藤も初選出。今年2月の大阪マラソンで初マラソン日本最高記録の2時間5分39秒をマーク。選考競技会において2番目のタイムを残していた。
日本陸連が定めたポイント制による選考で1位の小山直城(28=ホンダ)は、参加標準記録(2時間6分30秒)を突破しておらず、5月の世界ランキングでノミネートされた時点で正式に代表入りが決まる。
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女子は内定済みだった安藤が17年ロンドン大会以来2度目、マラソンでは2度目の代表入りだ。
佐藤は今月9日の名古屋ウィメンズマラソンで日本歴代9位の2時間20分59秒で日本人トップとなる2位。選考競技会でトップのタイムを残しており、世界選手権は23年ブダペスト大会に続き、2大会連続2度目の選出となる。
小林は初選出。今年1月の大阪国際女子マラソンでは2時間21分19秒で日本人トップの2位。選考競技会では2番目のタイムを残した。早大時代にはランニングサークルに所属していた異色の経歴の持ち主だ。
女子は大会2日目の9月14日、男子は3日目の同15日に行われ、いずれも午前8時にスタートする。
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