
仕事後のストレス解消や、友人との交流を楽しむのに重宝されるキャバクラやホストクラブなどの飲み屋。飲み屋で過ごす時間はいくら楽しくても、そこにはセオリーがあり、遊ぶ側は暗黙のルールを守り正しい飲み方を心得るべきです。しかし、時には的外れなお客様が現われて「何をしても許される」と思い込んで勝手に暴れがち。
【写真】夜のお仕事は「ラクして稼げる」なんて大嘘! 元セクシー女優が暴露する厳しい現実
残念ながらどんなにお金を持ってきたとしても、お客様は神様ではありません。ならば、どうせ同じお金を出すわけなので、少しでもキャストに好かれたいものです。ではどんなお客様が嫌われてしまうのか、一例を紹介しましょう。
とりあえず飲み屋の門をくぐったら、以下の5つの行為はやめましょう。
・キャストにドリンクをごちそうしない
・LINEやSNSのDMをしつこく送る
・キャストにキレる、当たる、いじける
・「高い」「もったいない」などを言う
・プレゼント攻撃
|
|
読んだだけで「それは嫌われるよ」と思うものもあれば、意外なものも混ざっているので、ひとつずつ細かく説明しましょう。
まずは「キャストにドリンクをごちそうしない」についてです。お客様をもてなすのがキャストの仕事ですが、働く人々はお金を稼ぎに来ています。自分の指名料が大事なのは当たり前ですが、そもそも店全体の売り上げを作らねば給料は発生しません。だからこそキャストは「一杯いただいていいですか?」と言うわけです。しかし嫌われるお客様はこの提案を躊躇せずあっさり断ります。キャストに一杯も奢らないお客様は、塩対応を食らっても致し方がないでしょう。
続いて「LINEやSNSのDMをしつこく送る」です。気に入ったキャストとは何らかの形で関わりを持ちたくなりますが、連絡のし過ぎは禁物です。彼らも多数のお客様とやり取りをしていて忙しいですし、言いたいことがあるなら店に来て話すべきです。
これが飲み屋の人間との付き合い方なので、意味のないLINEやDMをバンバン送りまくると「鬱陶しい客」と認定されます。また過度な連絡をするお客様は、外で会おうとするか遊びに来る頻度が極めて少ない傾向が強く、大概はキャストに警戒をされてしまいます。
会いたければ、そして会話をしたければ来店しましょう。間違ってもお金を遣わず外へ連れ出そうなんて考えは持たないように!
|
|
次は「キャストにキレる、当たる、いじける」です。キャストが好きすぎて病むほど依存するお客様は、ぶっちゃけどんなジャンルの店にもいます。俗に言うガチ恋というやつで、気持ちが入り過ぎると男女関係なく病んでしまいがちです。
飲み屋はお互いの距離感が近いので恋に落ちやすいものの、依存するのは絶対にダメ。「繁華街に行くだけが唯一の楽しみ」みたいなタイプが最も沼にハマりやすいため、視野を広く持ち、複数のお店で楽しんで気持ちを分散させるのが病みづらくするポイントです。
またお店で「高い」「もったいない」などを発言するのも嫌われやすい特徴といえます。そもそも飲み屋はお金に余裕がない人の遊び場ではないため、金額にケチをつけまくる人は繁華街に来る資格がないといっても過言ではありません。高い、もったいないと思うなら、初めから利用してはなりません。家で飲むか、友達と居酒屋で騒いだ方が確実に安上がりですからね。
最後に「プレゼント攻撃」についてですが、よくキャストに高価なプレゼントや地方土産などの差し入れをするお客様がいます。相手のためを思って渡すのですが、「その分を店で使ってほしい」とほとんどの働き手が思ってしまうとか。
差し入れは基本的に嬉しいものですが、毎回何かを持参する代わりに会計が激安だとキャスト的には複雑な気持ちになるんですよね。厳しいことを言うようですがプレゼントはお店の成績には何の関係もなく、自身の給料にも響きませんから。飲み屋で相手の印象に残り、好かれたいならプレゼントではなく、“使った金額”がイチバンだという点は、覚えておいてもらいたいです。
|
|
お金を払って嫌われに行くほど無駄なことはありません。タブーには手を染めず基本的な部分を守りながら、繁華街でぜひ素敵な夢を見てくださいね。
◆たかなし亜妖(たかなし・あや)元セクシー女優のシナリオライター・フリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ゲーム会社のシナリオ担当をしながらライターとしての修業を積み、のちに独立。現在は企画系ライターとしてあらゆるメディアで活躍中。
◆たかなし亜妖(たかなし・あや)元セクシー女優のシナリオライター・フリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ゲーム会社のシナリオ担当をしながらライターとしての修業を積み、のちに独立。現在は企画系ライターとしてあらゆるメディアで活躍中。
- まいどなニュース
- まいどなニュース 関連ニュース
- 「普通に就職してもいい人生を送れそう」なのに、あなたはなぜ“夜職”に? 奨学金の返済、家への仕送り…手っ取り早く稼ぎたい彼女たちのリアル
- 月10人会っても結局“小銭集め” 一攫千金狙えぬ「パパ活」女子の悲しい末路 成功者もハマる“普通の人生に戻れない”落とし穴
- 「初回3000円」の興奮が人生を狂わせた! ホストに月30万円つぎ込むA子の苦悩 「今月いくら使えるの」と迫られる日々
- 還暦でもナイトワーカー!「30半ばまでが限界だ」なんて半分ウソ…生き残ったベテランたちは“図太さと体力”が桁違い
- 夜職で売れる人は「男・女好き」?それとも「異性嫌い」?…成功するホスト・キャバ嬢の知られざる共通点【元セクシー女優が解説】