ヤクルトの本拠地・神宮球場 ヤクルトの赤羽由紘が26日、開幕を2日前に控え、現在の心境について語った。
昨季は7月28日の広島戦で1試合4安打するなど、月間打率.400(20打数8安打)と打撃でアピールしていた中、7月31日の中日戦で死球を受け、左手の骨折で離脱。シーズン中の一軍復帰が叶わず、悔しいシーズンとなった。
「今までずっとスタメンで試合に出ていた訳ではないので、そういう部分では身体の面や精神的な疲れがたくさん出てくると思うので。そういうのはたくさん先輩がいるのでリフレッシュ方法やケアの仕方を聞きながら。自分で理解していかないといけないと思います。それも凄く経験になると思うので、1年間通して戦い抜けれたらいいなと思います」。
オープン戦で14試合に出場し、打率.239、1本塁打、7打点、2盗塁の成績を残した。ブレイクの期待が高まる今季に向け、「もし開幕スタメンに自分の名前が入るとなったら、より一層気持ちも入りますし。だからと言って焦る事なく、まずはしっかり良い準備をして行きたいなという風に思います」と話した。
赤羽は内外野複数のポジションを守ることができる。「こうして怪我人が出てしまっている状態で、自分自身どこを守るかはまだはっきり分かっていない状況なんですけど。与えられたポジションで自分のやれることをやるだけという気持ちで常にいます」。
プロ5年目の今季、ユーティリティ性を活かし、一軍定着、その先のレギュラーを勝ち取ってみせる。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)