ヴィニシウスがチームの再建を誓った [写真]=Getty Images ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード/スペイン)が、敗れたアルゼンチン代表戦後に今後への意気込みを語った。イギリスメディア『The Athletic』が伝えている。
FIFAワールドカップ26南米予選第14節が25日に行われ、ブラジル代表がアウェイでアルゼンチン代表と対戦した。試合は4分、フリアン・アルバレスのゴールで先制されると、12分にはエンソ・フェルナンデスに追加点を許す。それでも26分にマテウス・クーニャのゴールで1点を返したが、37分にアレクシス・マクアリスター、71分にはジュリアーノ・シメオネに得点され、1−4でブラジル代表が敗れた。
この敗戦により、ブラジル代表は南米予選4位に順位を落とした。また、ブラジル代表が1−4で敗れるのは、2000年のチリ代表戦の0−3での敗戦を下回り、南米予選におけるワースト記録となったようだ。
試合後、ヴィニシウスはスポーツ専門チャンネル『ESPN』で「僕たち全員のプレーが酷かった。アルゼンチンはサポーターとともにすばらしい試合をした」と振り返った。そして「僕たちはこれまでやってきたことをすべて考え直さないといけない。プレッシャーがかかるし、サポーターは僕たちの勝利を願っている」と訴えた。
ブラジル代表はしばらく本来の調子から遠ざかっている。ヴィニシウスは「ワールドカップまであと1年だ。また負けたくはない。チームを立て直すために様々なことをやり、予選でいい結果を残さないといけない」と危機感をつのらせ、次のように続けた。
「このユニフォームを着てプレーすることがいかに難しいかは誰もが知っている。それでも僕たちは状況を好転させ、前を向かないといけないんだ。僕たちブラジル人は決してあきらめない。ワールドカップ出場を決め、国のために全力を尽くすつもりだ」
【ハイライト動画】アルゼンチン代表 vs ブラジル代表