
自分のミスを棚に上げて、お客さんや利用者に逆ギレする人もいるようだ。東京都の50代女性が病院で診断書を受け取ったときのこと。「間違いが多過ぎて、訂正を頼むために次の日にその診断書を持ち込みました」と明かす。
その時、作成した事務員がいなかったため別の職員に預けたが、問題は数日後の朝のこと。
「当該事務員から電話がかかってきていきなり責められました」
という。かなり一方的に怒鳴り散らされた様子で驚きだ。(文:篠原みつき)
いきなり電話してきて「残業しなくちゃいけないじゃないか」と激怒
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病院の診断書は基本的に医師が作成するものだが、医師の指示を受けて医療事務の職員が代行することもある。書類を作った事務員の言い分は思いがけないものだった。
「その診断書がマーカーで添削されていたそうです。それを私がしたのだと決めつけられて『こんな真似されたら訂正印じゃすまなくて、最初から作り直しになるから面倒で大変なんだ。残業しなくちゃいけないじゃないか』『余計なことやりやがって!』等々怒鳴られて理不尽で怖い思いをしました」
これを「完全な濡れ衣です」と書いているが、相手はまるで聞く耳を持たなかったようだ。
「病院事務としても、社会人としても、人としても、あり得ないような異常で居丈高な言葉と態度で、私は身体が震えて手が冷たくなり、心が不穏になってしまいました」
「根本的に、最初からきちんとした物を作れなかった事務本人が悪いのでは?ミスが多いから、先生や先輩が添削してくれたのでは?内部で確認もせず患者を犯人扱いして怒鳴り付けるなんて、どう考えてもおかしいです」
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女性の言い分はもっともだ。ミスの責任を患者に押し付けて責めるのは完全にお門違い。病院内でも問題になったのではないだろうか。しかし
「病院の先生はとても穏やかで優しいから良いとこかと思ったのに、あの事務員の顔を見るのはもう恐怖でしかありません。忙しいせいなのか、事務員のメンタルがやられてるような病院というのも考えものなので、転院を検討中です」
すでに、病院にも不信感を募らせている女性。「でも、どうしても納得いきません。絶対に謝罪して欲しい。悔しくて怒鳴り返してやりたい気分です」と憤りが収まらない様子だ。
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