画像提供:マイナビニュースイー・ラーニング研究所は、「教育トレンドトピックと教育現場の変化に関する意識調査」結果を3月24日に発表した。同調査は2025年2月5日〜2月28日の期間、小学生の子どもを持つ親、親族に子どもがいる人計343人を対象にインターネットを用いて行われた。
近年、教育現場の取り組みが大きく変わってきていると思うか聞いたところ、近年の教育現場における変化について、「変化している」と感じる人は約6割に上る一方で、「わからない」と回答した人も約4割いた。
さらに、新たな教育の取り組みに対し「前向きに進められている」と評価した人は約3割にとどまり、「わからない」と答えた人が過半数を占めた。
教育現場をより良くするために必要なことは何だと思うか尋ねたところ、「テストだけでない学習評価の在り方」が約7割(257人)と最も多く、その次に「教育方法の多様化」(237人)や「生徒一人ひとりの個性に合わせた指導」(233人)が続いたことから、生徒の多様な学び方を尊重し、一律の評価基準に捉われない柔軟な教育を求めている親が多いことがうかがえる。
また、「教師の働き方改革」(161人)や「保護者との連携強化」(103人)といった教育を支える環境面への関心も一定数見られたことから、教育の質を向上させるためには学びの内容だけでなく、それを支える制度や環境の整備も重要であることが示唆された。
推進が進んでいる教育に関するキーワードについて知っているか聞いたところ、3割以上の回答者が「非認知能力の育成」(207人)について知っていると回答し、次いで「部活動の地域移行」(158人)が挙げられた。
今後、子どもたちにチャレンジしてほしいことを尋ねると、「金融に関する教育」(279)が最も多く挙げられ、関心度・必要性の高さがうかがえる結果となった。
また、「非認知能力などの学力では測れない能力」(253)への関心も見られ、社会の変化が激しくなり、決まった答えが存在しない問題に取り組む機会が増える中、学力だけでなく、課題解決力や創造力、コミュニケーション能力などのスキルの重要性も認識されているようだという。
そのほか「グローバルコミュニケーション」(248)や「プログラミング教育」(195)などにも多くの回答が集まり、子どもたちには国際的な視野を持つことや、将来必要とされるデジタルスキル・金融リテラシーを身につけることが期待されていることがわかった。(蒲生杏奈)