萩原利久、死にものぐるいで坂道をマジダッシュ 監督がカメラマン乗る車のドライバーに鬼の指示「振り切るつもりで」

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2025年03月27日 19:59  ORICON NEWS

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映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』のプレミア舞台あいさつに登壇した(左から)大九明子監督、伊東蒼、萩原利久、河合優実、黒崎煌代 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の萩原利久、大九明子監督が27日、都内で行われた映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』(4月25日公開)のプレミア舞台あいさつに登壇した。

【全身ショット】かっこいい!グレースーツでビシッと登場した萩原利久

 主人公の冴えない大学生・小西徹役を萩原が演じる。本作のイチオシシーンを問われると萩原は「走るシーン」とした。その理由について「すごくマニアックなポイントなんですけど。走るシーンはいろんな作品であると思うんですけど、よくある撮影の仕方はカメラマンさんが車に乗って撮る。走ると動きも多いので、だいたいいつも『気持ちスピードを落としてください』と言われることが多いんです。だから、ちょっとだけ遅いけど全力で走る演技をしている。この映画の走るシーンは尋常じゃないぐらいスピードが早いんですよ!全力で走っても追いつかないかもしれないぐらいのスピードだった。こんなに本気で走るシーンを撮ったのは初めてです」と苦笑いを浮かべた。

 大九監督は撮影秘話。「走り出したきっかけは脳内にはびこる妄想から逃げる、小西の1番弱い部分からだった。死にものぐるいで走らないと走る意味がない。坂道で、ものすごい全力疾走を。『振り切るつもりで車を走らせてください』とドライバーにも言っていた。利久さんには『車に着いてきて』と」と大九監督はにやり。萩原は「ここまでは走るという目印があったんですけど『このペースじゃ5秒でいなくなる…』と思った。ガチ走りでした。走るのが好きで、走るシーンも好きな方だったんですけど、今後は『走るのが好き』というのを考えるぐらい全力でした」と撮影を懐かしんでいた。

 お笑いコンビ・ジャルジャルの福徳秀介のデビュー小説を映画化。思い描いていた大学生活とはほど遠い、冴えない毎日を送る小西徹(萩原利久)。ある日の授業終わり、お団子頭の桜田花(河合優実)の凛々しい姿に目を奪われた。思い切って声をかけると、拍子抜けするほど偶然が重なり急速に意気投合。どこにでもいる2人が出会い、モノクロだった世界が急にカラフルに色づき始め、何でもない日常がたまらなく愛おしくなる。ようやく自分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった矢先、運命を変える衝撃の出来事が2人を襲う。

 イベントには、河合優実、伊東蒼、黒崎煌代が登壇した。


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