産直市場で購入した有精卵をあたためると……。驚きの変化をまとめた動画がYouTubeチャンネルに投稿されました。動画は、記事執筆時点で1万7000回以上再生されています。
●ひよこは何羽生まれる?
投稿したのは、東京から和歌山へ地方移住した家族が、築100年の古民家で暮らす日常を発信しているYouTubeチャンネル「移住家族ちゃんねる」です。ある日、投稿者さんは和歌山の産直市場で有精卵を購入。ふ卵器であたため、ひよこの誕生を見守ることにしました。
ふ卵器であたためた卵は9個。ひよこが生まれる予定の21日目まで、温度と湿度を保ちながら、1日4回ずつ卵を回転させます。すると20日目には、自分で殻を破ってでてきた1羽目のひよこが誕生。小さな命が懸命に動いている姿に胸が熱くなります。さらに、21日目と22日目にもひよこが生まれて4きょうだいとなりました。
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生後3日。毛並みがふわふわになったひよこたちは、元気にちょこまかと動き回ったり羽繕いをしたり、設置した水飲み器でお水をゴクゴク飲むように。誰に教えられたわけでもなく、たくましく成長していきます。とはいえ、ひよこたちはまだ生まれたばかりの赤ちゃん。この時期は、動いては寝てを繰り返していました。
生後1週間ごろからは、外の世界に慣れる練習もかねて、庭でのお散歩がスタート。ひよこたちの好奇心が旺盛になり、動きもどんどん活発になっていきます。そして生後2〜3カ月ごろには体がだいぶ大きくなり、庭を元気に走り回れるまでに。まだ「ピヨピヨ」と鳴いていますが、頭には小さなトサカが見え始め、スクスク成長していることが分かります。元々飼われていた先輩ニワトリさんたちとの上下関係も学んでいきました。
●小さかったひよこたちが……
生後6〜7カ月目には見た目がすっかり変わり、大きなトサカをつけたニワトリの姿に。鳴き声も「ピヨピヨ」から「コッコッコッ」と変化しました。さらに、おんどりの子は「コケコッコー!」と立派に声をあげるようになります。なお、4羽のうち1羽は体の小さい子がいたものの、マイペースに元気に育ってくれているそうです。
このころになるとニワトリたちが交尾する姿も見られ、生後8カ月となっためんどりたちは初卵を。生後9カ月になると抱卵を始めるようになります。おなかの下で、卵を21日間あたため続けたのです。
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そして、生後10カ月目となっためんどりのおなかの下で、ついに雛がかえりました。ふ卵器で生まれたひよこたちがすっかり大人になり、さらに新しい命を誕生させる様子がなんとも感慨深いですね。
投稿者さん家族の移住生活に彩りが増え、欠かせない存在になっているというニワトリたち。その日常はYouTubeチャンネル「移住家族ちゃんねる」や、サブチャンネル「ひよことにわとり」の他、Instagram(mama._.wakaba)からものぞくことができます。
動画提供:YouTubeチャンネル「移住家族ちゃんねる」さん
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