ヘンリー王子、母ダイアナ妃を偲んで立ち上げた慈善団体を辞任 その陰に黒人女性嫌悪の訴え

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2025年03月28日 09:41  クランクイン!

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ヘンリー王子母ダイアナ妃を偲んで立ち上げた慈善団体を辞任 その陰に黒人女性嫌悪の訴え (C)Zeta Image
 ヘンリー王子が、亡き母ダイアナ妃を偲び、レソト王室のセーイソ王子とともに立ち上げた慈善団体サンタバリーのパトロン辞任を発表した。団体の理事長と理事会の間で対立が起きたため、理事会支持のために辞任したと発表したが、理事長はハラスメントや黒人女性嫌悪があったと反論している。

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 PageSixによると、ヘンリー王子とセーイソ王子は、2016年にそれぞれの亡き母ダイアナ妃とマモハト王妃を偲んでサンタバリーを設立し、貧困やエイズ問題に取り組んできたそう。しかしこのところ、2023年7月に就任した理事長ソフィー・チャンダウカと理事の間で対立が勃発。理事たちが彼女に不満を抱き、辞任を求めたために、彼女はサンタバリーを相手取り、イギリスの高等裁判所に訴訟を起こしていた。

 王子は現地時間3月26日に辞任を発表。声明で、「慈善団体の理事と理事長の関係が修復不可能なほどに崩れ、耐えがたい状況を引き起こしていることに、衝撃を受けている」とコメント。理事会は「職員の福利を念頭に置き、慈善団体の最善の利益のために行動し、会長に辞任を求めた」と述べ、彼らへの支持と連帯を示すために辞任すると明らかにした。

 一方理事長は代理人を通じてPeopleに声明を発表し、報じられている情報の多くは事実に反し、名誉棄損に当たる内容であると指摘。「団体として準備ができ次第、現時点までの経緯を詳しくお伝えするつもりです」とし、「法的措置を取ったのは、権力乱用や違法行為、不始末、いじめ、ハラスメント、女性嫌悪、黒人女性に対する嫌悪などの問題の隠蔽を訴えることが目的でした」と述べ、慈善団体側に不適切行為があったことを示唆した。

 なおヘンリー王子は、同団体が主催するチャリティポロマッチに度々出場してきたが、昨年4月の大会では、表彰式で、王子の隣に立とうとした理事長を、メーガン妃が阻止するぎこちない場面がキャッチされていたそうだ。

 彼女はまた、London Timesに対し、ヘンリー王子やセーイソ王子、そして理事会メンバーにとって、この慈善団体は「虚栄心を満たすためのプロジェクト」に過ぎないかもしれないが、自分にとってはそうでないとコメント。自分のしてきた行為は、「社会的、経済的地位に関わらず、全ての人に公平で平等に接するという原則に従っている」。「世の中には、法を凌ぐ権力を持つかのように振る舞い、人を虐げたうえで、被害者面をし、彼らがまさに軽蔑するメディアを利用して、彼らの行為に異議を唱える勇敢な人々を傷つける人が存在するのです」と述べている。

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