強烈な西日にDIYで対処する自称“ものぐさ主婦”の動画が、YouTubeに投稿されました。動画の再生数は記事執筆時点で3万3000回を超え、「普通のカーテンよりオシャレ」「すごい」といった声が寄せられています。
●おしゃれな西日対策
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「パンダ工務店」。パンダ姿の投稿者さんが、DIYで古家改造に取り組む様子を伝えています。
今回の舞台となるのは、西側に面している玄関。これまでの作業で窓を半分ふさぐなど、西日対策としてさまざまな改装を施してきました。
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欄間にもスモークパネルを設けましたが、冬の西日はいまだ強烈。そこで、ひもの操作で開閉できる「巻き上げ」タイプのロールカーテンを自作することにします。
まずは2枚の布をつなぎ合わせて、欄間を覆うサイズのカーテンに。下端に丸い棒を接着剤で付け、筒状にした上部にはつっぱり棒を通しました。
巻き上げる仕組みで鍵となるのは2本のひも。端部を固定した後、それぞれのひもで「輪」を作り、カーテンを通します。この状態で2本のひもをまとめて引っ張ればカーテンが丸まり、ひもをまとめて緩めればカーテンが閉じた形になります。
●設置開始
ひもを通す部品および固定する部品として使うのは100均で入手可能なアイアンハンドル。欄間に取り付ける際は、カーテンより少し奥に設置しておきます。
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均等に力が加わるよう複数のアイアンハンドルを等間隔に付けたら、両端のアイアンハンドルのフックにひもを縛り付けて固定し、輪を作るようにひもを通します。
左右に設けた2つの輪へカーテンを通せば完成。早速テストしてみますが、きれいに巻き上げられません。原因はひもの長さにあり、裏で絡まっていました。
長さを調節することで巻き上がるようになりましたが、今度はカーテンが下りてこなくなる“不具合”が発生。どうやら布やひもがこすれ合い、引っ掛かっているようです。自重では下りてこないため、手元にあった鍵管理ホルダーをくくり付け、カーテンを手動で下ろせるように改良します。
●やり直して改良を重ねる
ここで熟慮した末に、見栄えと使い勝手を改善すべく、アイアンハンドルを設置するところからやり直すことに。今度は、2本のひもを束ねる位置を、カーテンの中央ではなく左端に変更します。
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操作用のひもをコードストッパーに通して、カーテンを下ろす際の幅を調節できるように改良。左端にはカーテンを手動で下ろすための「引っ張りひも」を追加しました。
さらにコードストッパーをもう1個追加。左壁のフックに引っ掛けることで、操作用のひもを固定し、カーテンを上げた状態でロックできるようにします。
改良を重ねた結果、デザインと機能性を兼ね備えたロールカーテンがついに完成! 投稿者さんによると、きれいに巻き取るためのコツは「巻き癖をつけておく」ことだそうです。
また、同チャンネルでは、今回作ったロールカーテンの仕組みの解説動画も公開中。アニメーションを用いて、どのように2本のひもを通しているのか、カーテン操作用のひもはどの位置に来るのかなどを説明しています。
コメント欄には、「すごいじゃないですか!」「普通のカーテンよりずいぶんオシャレよね」「ノッポさん思いだした。ゴン太くんも!」「嫌いじゃないこの世界観」などの感想が寄せられています。
パンダ工務店さんは、YouTubeチャンネル「パンダ工務店」の他、サブチャンネル「パンダ探偵団」、X(Twitter/@panda_koumuten)でDIYの進捗(しんちょく)やレシピ、日常の様子を伝えています。
動画提供:YouTubeチャンネル「パンダ工務店」さん
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