『超クウガ展』特別企画「EXTRA EPISODE 再訪」 (C)石森プロ・東映『仮面ライダークウガ』放送25周年を記念した展覧会『超クウガ展』が6月から東京を皮切りに全国で開催される。情報解禁時には、Xの日本トレンド1位になるなど、大きな反響となり、2026年にはアジア圏での開催も決定するなど、25年振りに“クウガブーム”となっている。そんな中、YouTube「仮面ライダー公式チャンネル」で、『超クウガ展 特別企画「EXTRA EPISODE 再訪」』の配信が決定した。
「『クウガ展』をより楽しむために!」のコンセプトの元、展覧会スーパーバイザーを務める高寺成紀さん(元東映プロデューサー、※高=はしご高)を中心に、『仮面ライダークウガ』本編のメインライターを務めた荒川稔久氏が脚本を新たに書き下ろし、本編の監督を務めた鈴村展弘監督が全49話を再構成、そして準主役の一条薫を演じた葛山信吾がナレーションを担当。当時のキャスト・スタッフが再集結し、本企画は制作された。
【画像】『仮面ライダークウガ』で一条さんを葛山信吾 25年が経った今も際立つ渋さ 喫茶ポレポレを久しぶりに訪れた一条刑事が25年前を振り返るところから物語ははじまる。今も色あせない数々の名シーンはもちろん、25年振りに本格的に一条刑事を演じた葛山のナレーションにも注目だ。
■コメント
【葛山信吾(一条薫役)】25年ぶりに一条さんの声で!ということで戸惑いはありましたが、今回このような機会を与えていただき、高寺さんをはじめ、荒川さん、鈴村さんと共に収録できたことに感謝しております。大変苦戦致しましたが、『クウガ』を愛してくださる皆様に少しでも喜んでいただけますと幸いです。『超クウガ展』楽しみにしております。
【荒川稔久氏(脚本)】短いものとはいえ、25年ぶりに実写の『クウガ』を書くというのは感慨もひとしおでした。まさかもう一度一条のせりふを書いて葛山さんにしゃべってもらえるなんて、ほんとに夢のようです。最初に書いた稿は思い入れが強すぎて情感たっぷりになりすぎてしまい、高寺さんからキビシイ直しが入りました(笑)。でも、せりふのニュアンスについて一つひとつ議論を重ねるうちにだんだん『クウガ』らしくなっていくんですよね。そんなやりとりもまた25年ぶりで、めちゃくちゃ懐かしかったです。スタッフ一同、懲りずにいろいろこだわったのでどうぞお楽しみください。みなさんの心に熱くよみがりますように。
【鈴村展弘氏(監督)】『仮面ライダークウガ』は私の監督デビュー作というのもあり、最も思い入れのある作品です。その記念すべき25周年にまた『クウガ』の演出をできるということは本当に私にとってとてもうれしい事ですし、自分的にも監督デビュー25周年なので、今一度初心に戻る良いきっかけになりました。打ち合わせを重ね、いろいろな準備をしていると25年前に思いを馳せていろいろと大変だったことを思い出し、当時クウガって良くあんなことをやり続けたなと自負しております(笑)。2000年に「仮面ライダー」が復活して25年経った今も人気シリーズとして続いていることが、平成仮面ライダーシリーズ第1作として『クウガ』の作品作りにこだわって頑張った結果だと思っています。そのこだわりが25年振りに葛山さんに一条を演じてもらい、荒川さんに脚本を書いていただき、高寺さんにプロデュースしてもらうというこれは正真正銘の『クウガ』という作品の姿です。皆さんに喜んでいただけることを祈っています。