CL出場権を争うマンCに大きな痛手…ペップ「ハーランドは5〜7週間離脱する」

　マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が4月1日、同クラブに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの離脱期間を明らかにした。クラブ公式サイトが伝えている。

　ハーランドは、30日に行われたFAカップ準々決勝のボーンマス戦に先発出場。しかし、相手選手との接触で左足を負傷し、一度はプレーを続行したものの、61分に負傷交代していた。なお、試合はマンチェスター・シティが2−1で勝利し、準決勝に駒を進めている。

　グアルディオラ監督は、レスター戦を控えた会見でハーランドの現状に言及。「医師から（離脱期間は）5〜7週間になると聞いた。シーズン最終盤、クラブワールドカップまでに復帰することを願っている」と、同選手の具体的な離脱期間を明らかにした。

　マンチェスター・シティは現在、スペイン代表MFロドリ、イングランド代表DFジョン・ストーンズなどが負傷離脱しており、そのリストにハーランドも加わることに。グアルディオラ監督は「ずっと負傷者が出ている。シーズンを通してケガをした選手たちに申し訳なく思っている。もちろん、アーリングにもだ」と、選手たちが相次いで負傷離脱している状況を嘆いた。

　ハーランドは今季も公式戦で30ゴールを記録。来季のチャンピオンズリーグ（CL）出場権を争うチームにとって、同選手の離脱は大きな痛手と言えるだろう。グアルディオラ監督は「彼ほどの特別なスキルや資質を持つ選手は他にいない。それでも我々はなんとかする必要がある」と述べ、代わりとなる選手がいないことを強調しつつも、「様々なスキルやクオリティを持つ選手たちがいる。我々は必ず解決策を見つけるつもりだ」と意気込んだ。


【ハイライト動画】ボーンマス vs マンチェスター・シティ FAカップ準々決勝