復帰戦で早速ゴールを決めたブカヨ・サカ [写真]=Getty Images プレミアリーグ第30節が4月1日に行われ、アーセナルとフルアムが対戦した。
2003−04シーズン以来、21年ぶりのリーグタイトル獲得を目指してシーズンをスタートさせたアーセナルは、前節終了時点で16勝10分3敗を記録。勝ち点「58」を積み上げて現在2位に位置するが、首位を走るリヴァプールとは勝ち点差「12」をつけられている。プレミアリーグ優勝は絶望的な状況となっているが、“奇跡”を起こすならば、残る9試合で勝ち点を落としていい試合など1つもない。
そんな状況で迎える今節は、本拠地『エミレーツ・スタジアム』でフルアムと激突。フルアムは前節終了時点で12勝9分8敗の成績を残し、勝ち点「45」を獲得。順位も8位と、来季のヨーロッパカップ戦出場権を狙える立ち位置だ。
それぞれの目標達成のため、ともに勝ち点「3」が欲しいゲームは、立ち上がりの時間こそフルアムがボールを握る場面が目立ったものの、その後は徐々にアーセナルが盛り返し、左ウイングに入ったガブリエウ・マルティネッリの突破などを活かしてゴールへ迫っていく。このような状況のなか、13分にはアクシデントが発生。最終ラインの一角を務めるガブリエウ・マガリャンイスがハムストリングを痛め、プレー続行が不可能に。代わってヤクブ・キヴィオルが投入された。
アーセナルは予期せぬ交代カードを切らされたが、21分には左サイドを突破したマルティネッリからのクロスボールをイーサン・ヌワネリがボレーで叩くなど、チャンスの数は増やしていく。ここはGKベルント・レノに弾き出されたものの、38分に均衡が破れた。
敵陣ペナルティエリア手前右寄りの位置でトーマス・パルティからの斜めのパスを引き出したティンバーが、背後へ抜け出したヌワネリの動きを見逃さず、スルーパスを届けると、深い位置を取ったヌワネリはマイナスヘの折り返しをチョイス。待っていたメリーノがタイミングを見て右足を振り抜くと、ホルへ・クエンカに当たってディフラクションしたボールがゴールに吸い込まれ、アーセナルが先手を取った。
アーセナルの1点リードで後半へ折り返すと、66分には昨年12月21日の第17節クリスタル・パレス戦以来、負傷から戻ってきたブカヨ・サカがピッチに送り出される。すると73分、戻ってきた“エース”が早速大仕事。敵陣でのライスのインターセプトから、マルティネッリがボールを持ち運び、左サイドへ広げると、メリーノがクロスボールを送る。ボックス内へ走り込んだマルティネッリがコースを変えると、最後はサカが押し込み、アーセナルがリードを広げた。
後半アディショナルタイムには、右サイドを破ったライアン・セセニョンからの折り返しをロドリゴ・ムニスがねじ込み、1点を返したものの、フルアムの反撃はここまで。試合はこのままタイムアップを迎え、アーセナルが再び連勝街道へ戻る貴重な1勝を手にした。
次節、アーセナルは5日に敵地でエヴァートンと、フルアムは6日にホームでリヴァプールと、それぞれ対戦する。
【スコア】
アーセナル 2−1 フルアム
【得点者】
1−0 37分 ミケル・メリーノ(アーセナル)
2−0 73分 ブカヨ・サカ(アーセナル)
2−1 90+4分 ロドリゴ・ムニス(フルアム)