首位撃破に導く移籍後初得点! “ギラつく”広島で光った前田直輝「継続するのが1番大事」

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2025年04月03日 13:52  サッカーキング

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移籍後初ゴールを決めた前田直輝 [写真]=Getty Images
 サンフレッチェ広島に移籍したFW前田直輝がホームデビュー戦で加入後初ゴールを決めた。広島は2日、2025明治安田J1リーグ第8節で首位の鹿島アントラーズをホームに迎え、お互いに強度の高いバトルを繰り広げた末に1−0で激闘を制した。

 まさに“ギラギラ”していた。広島は前節の京都サンガF.C.戦を0−1で落として今季初黒星。悔しい敗戦から中3日の今節は首位を迎えた負けられない一戦だった。チームが奮起する中で、ホームデビュー戦で移籍後初の先発出場となった前田も、「これ以上ない場が僕の中ではそろっていたので、ここでまず結果を出したかった」と強い気持ちで試合に入った。

 開始6分にはペナルティエリア右で相手を1人かわし、MF川辺駿とのワンツーからシュートを打って相手ゴールを脅かす。入団会見でサポーターから何と呼ばれたいかと問われて「特攻隊長とか、そういう感じで。それぐらいギラギラしていきたい」とコメントしていたが、その言葉どおり、立ち上がりからキレあるプレーとアグレッシブな姿勢を見せた。

「僕もギラギラしていたけど、守備の人たちも球際に対してギラギラしていたし、今日のボランチの2人もセカンドボールに対してのギラつきがすごいなと一緒にやっていて思っていた。全員がボールに対してギラついていたし、それが僕はゴールに矢印が向かっていたけど、今日はチームのみんながゴールや勝利に貪欲だったと思う」

 その貪欲さがさっそく結果につながった。22分、右サイドでスローインを受けたFWジャーメイン良が鮮やかな突破から折り返すと、ニアの前田が合わせたが、これは相手GKも好セーブにあう。だが、こぼれ球をFWヴァレール・ジェルマンがつなぎ、最後はゴール前の前田が左足で押し込んで先制点を奪った。

 移籍後初ゴールを決めた前田は、「ジャーメイン選手が素晴らしいターンでサイドを突破して、クロスでいいボールを上げてくれた。僕がそこでヒットできなかったけど、ラッキーな形で自分のいいところにボールがこぼれてきたので押し込むだけだった」と得点シーンを振り返った。

 1点リードを得た広島は追加点こそ奪えなかったが、鹿島の猛攻を守り切って1−0で勝利。62分までプレーして勝利に貢献した前田だが、「僕がこうやっていろんな方に『おめでとうございます』と言ってもらえるのは、後ろの選手たちが90分を通して0に抑えてくれたからでもあるので感謝したい」と仲間を称え、サポーターの後押しについても「本当に心強い。最後僕はピッチに立っていなかったけど、苦しい時間帯にサポーターのみなさんが声を出して盛り上げてくれたので0に抑えられたと思うので感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。

 好スタートを切った前田は挨拶がわりの初ゴールを喜びつつも、「継続することが1番大事」と強調。「この1試合で終わったら何も変わらないし、『あいつあの時は良かったね』で終わりたくないので、今後も継続してやりたい」とさらなる活躍を誓い、「最後の30分はピッチに立てなかったので自分のコンディションをもっとレベルアップしないといけない」と意気込んだ。

 広島は3試合ぶりの勝利で4勝2分1敗とし4位に浮上。1試合消化数が少ない中で、首位の鹿島とは勝ち点差2とした。次節は中3日の6日にセレッソ大阪を迎えてホームでの連戦に臨む。前田は、「チームとしてもここで首位を叩いてどれだけ上に近づけるかがかかった試合だったので、今日の勝ち点3は非常に大きいし、それと同時に次の試合が1番大事になってくる」と気を引き締めた。

取材・文=湊昂大


【動画】前田直輝が移籍後初ゴールをマーク!


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