発達障がい啓発イベントの様子=2日、福岡市 自閉症や発達障害への理解を深めるイベントが2日、福岡市の博多駅前で開催された。
イベントは世界自閉症啓発デーと発達障がい啓発週間に合わせて、福岡市や発達障がい者支援センター、親の会などが主催。障害の特性の紹介や体験コーナーが設けられた。同日夜には市内の福岡タワーと博多ポートタワーが発達障害啓発のシンボルカラーである青色でライトアップされた。
靴ひもを結ぶなど身の回りの動作や運動が苦手とされる、DCD(発達性協調運動症)のコーナーでは、対応策として「結ばない靴ひも」を用いた靴など便利グッズを紹介。手の使いにくさを体験する、軍手を着用して辞書をめくるコーナーが設置された。担当者は「苦手を克服しようと無理をして、劣等感を抱えたり対人関係が苦手になったりする場合がある。自身のペースで成功体験を増やすことが大切だ」と呼び掛けた。
発達障がい者支援センターの大宅妙所長は「感じ方や捉え方が違うことが悪いと思わず、誰もが生きやすい社会になってほしい」と思いを語った。