料理店のシュールな看板がX(Twitter)で話題に。投稿は記事執筆時点で361万件表示を突破、5万6000件以上の“いいね”を獲得しています。
●気になりすぎる料理店の看板
投稿者は、美術作家の島津さゆりさんです。この日、島津さんが発見したのは、ある料理店の看板。どうやらお店は準備中の時間帯で、看板には「どなたもどうかまたお越しください 準備中で申し訳ありません。」と記されています。
とても丁寧な言い回しではあるものの、どこか不思議な雰囲気を漂わせているこの看板。なんだか、宮沢賢治の童話『注文の多い料理店』に登場するせりふとそっくりです……!
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島津さんはXに写真を投稿するとともに、「営業してたら絶対入っちゃったけど、無事に出てこれなさそうな料理店の看板……」とユーモアを交えて感想をつづりました。確かに入ったら出てこられなさそう……!
●営業している……?
その4日後。島津さんはもう一度あの料理店へ行ってみることにします。すると料理店は営業中で、先日とは違う看板が立っていたのですが……?
看板には、「どなたもどうかお入いりください 決してごえんりょはありません。」との案内が。なんと、今度は『注文の多い料理店』のせりふを見事にオマージュしているではありませんか……! 島津さん思わず「完全にこれは、無事に帰れないやつ……!!」とツッコミを添えて、Xに写真を投稿しました。
コメント欄やリポストには「これはヤバいw 行ってみたい」「注文の多い料理店?」「山猫軒……」「俺犬飼ってないから入れない」「クリーム、酢、塩が出てきたら全力で逃げてください」「これは脚が進んでしまう看板ですね……!」など、童話の世界にのっかる声が続出しています。
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●夜に再訪してみた
今回話題となったお店は、千葉市モノレール葭川公園駅近くにある「草の戸」さんというBAR。島津さんが再訪したところ、注文の多い料理店や宮沢賢治について大きくアピールしているわけではなく、ステンドグラスやアンティークのバーカウンターがある居心地の良い店内でした。
お店は、優しく気さくな店主さんが1人で切り盛りされているとのこと。お酒が飲めないという島津さんのために、店主さんはその場でグレープフルーツを絞って生ジュースをサッと作ってくれたといい、1人でものんびりできる空間だったそうです。
また「草の戸」さんでは、ミニライブや占いの会なども開催している他、詩の朗読会、作品展示などをしてくれる人を随時募集中。気になる人は、「草の戸」さんに問い合わせてみてはいかがでしょう。
ちなみにお店の外へ出ると、このあたりに住んでいるというかわいい地域猫ちゃんとの出会いも。店主さんからは「ひっかくこともあるから触らないでください」と言われたそうですが、島津さんは「まるで賢治の童話の中に入ったみたいな夜でした」と、すてきな体験を振り返っています。なお、「草の戸」さんは現在ランチ営業をしておらず、18時からのバータイムのみの営業だそうです。
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美術作家として活躍する島津さんのXとInstagramでは、鉱物標本を理科硝子・アンティークなどに閉じ込めたジオラマ作品を数多く公開中。また、作品の展示や販売情報については、公式サイトから確認することができます。
画像提供:時計荘 島津さゆりさん
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