「自分のダイヤモンドを使って、義理の娘の結婚指輪を作ってほしい」―― そんな依頼を受けたジュエリー職人が、思い出のリングをリメイクする様子を収めた動画がYouTubeで公開されました。記事執筆時点で再生回数は24万回を突破するなど、大きな反響を呼んでいます。
●思い出のダイヤモンドを結婚指輪にリメイク
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「Zach Emigh Jewelry」。アメリカにある家族経営のジュエリーショップ「Emigh Jewelry Company」で、普段は修理やオーダーメイドを手掛けている職人Zachさんが、自身の制作風景を発信しています。
今回は、長年お店を利用してきた常連の女性からの依頼。自分のダイヤを使って、息子さんの結婚相手のための指輪を作ってほしいというものでした。
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Zachさんは、以前この女性の依頼で婚約指輪も手掛けたことがあり、そのときの“細長いデザイン”に合うように、結婚指輪には「シェブロンスタイル」を採用。
中央がくぼんだV字型のデザインで、婚約指輪と並べて着けるとぴったりフィットする形です。重ね付けを楽しめるだけでなく、単体でも存在感があり、普段使いにも適した実用性の高い仕上がりとなっています。
●余ったダイヤでイヤリングも制作
もとのリングには多くのダイヤモンドが使われていたため、指輪だけでなく、プラチナのクラスターイヤリングも制作しました。
完成した結婚指輪は、洗練されたシンプルなデザイン。ダイヤモンドの輝きが際立ち、特別な日のアクセサリーにふさわしい仕上がりです。
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一方、余った石で作られたイヤリングは、小さな花のようなフォルムが可憐(かれん)な印象。結婚式などのフォーマルな場にもぴったりで、指輪と合わせて着ければ、クラシックかつ統一感のある装いになりそうです。
●「美しくて意味のある贈り物」「母のジュエリーを思い出した」との声も
コメント欄には、「再利用には完全に同意」「素晴らしい!」「すごい!」「素晴らしい仕事」「リメイクの仕事ぶりが見事」「未来の新郎新婦にとって、意味のある美しい贈り物ですね」「幼いころに母が持っていたジュエリーを思い出しました」など、世界中から共感の声が寄せられています。
画像引用:Zach Emigh Jewelryさん
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