
遅刻や出社日の当日欠勤、無断欠勤などを繰り返すサラリーマンは、上司から信頼を失う行為の代表例といえるでしょう。これは昼の職業だけの話ではなく、キャバクラやホストクラブなどの夜の職業でも同じこと。
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ただ、昼職と違って夜職のキャストは勤怠にいい加減な子が多いです。時間通りに出勤できないなんてのはザラで、音信不通は日常茶飯事。LINEや電話に応じず無断で退職してしまったかと思いきや、数日後には何もなかったかのようにお店に現れるツワモノもしょっちゅう見かけます。
元からだらしない人間が夜職を選ぶ傾向が強い点は否定できませんが、仕事を始めてから人が変わったように転落するパターンも少なくありません。なぜ夜職のキャストは勤怠に関わる当たり前のルールを守れなくなってしまうのでしょうか。
夜職の人が勤怠にルーズになってしまう原因のひとつは、業界特有のユルさでしょう。夜の世界はお店に所属しているものの、基本的に個人が偶然集まっているような感覚です。そのため、1人欠員が出たところで店が回らないなんて事態はまず起きません。昼職ほど休むのが難しくなく、やり過ぎなければ遅刻も厳しく咎められないため、このユルさに甘えてしまうと、あっという間にだらしなくなってしまいます。
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例えば飲み屋の場合なら、当日欠勤や無断欠勤、遅刻に関しては数千円から数万円クラスの罰金が発生するお店もあるでしょう。飲み屋のスタッフにとって罰金は手痛い出費といえますが、夜職の人気キャストにとっては痛くない金額です。よって「罰金さえ払えば遅刻できるor休める」という悪い精神が身につき、売れっ子なのに勤怠が悪いモンスターキャストが誕生してしまうこともあります。
また、ルールが堅くないだけが勤怠にルーズになってしまう原因というわけではなく、“夜職はメンタルがやられる商売”であることも大きな原因でしょう。実際、一度お店に顔を出せばそれなりの金額をもらえるのに、心のケアを優先するあまり職場に向かうことができないというキャストの話はよく聞きます。
ただ勤怠に対する概念がおかしくなれば、さまざまなデメリットが発生します。
例えば、定時出勤が難しいと、一般職に就くのもままなりません。さらに、約束の時間を守れないと周りからの信頼を失いますから、仕事以外の部分にも支障をきたします。美容室やネイルサロン、クリニックなどの予約をしても無断でキャンセルし続け、最終的に出禁になってしまう例も夜職界隈ではよく聞く話です。
また店としても、出勤が不安定な子は重宝されなくなり、結果として夜職の世界でも居場所がなくなってしまうのです。
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YouTubeやInstagramなどで人気を博している夜職の人の発信では、夜職の良い部分ばかりがピックアップされがちです。しかし他の業界と同じく、夜職業界でも「中に入らないと分からないデメリット」は存在します。これから夜の世界で仕事をしようと考えている志願者は、このようなデメリットも認識してから面接に行くことをおすすめします。
◆たかなし亜妖(たかなし・あや)元セクシー女優のシナリオライター・フリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ゲーム会社のシナリオ担当をしながらライターとしての修業を積み、のちに独立。現在は企画系ライターとしてあらゆるメディアで活躍中。
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