ニュージーランドTに出走予定のプリティディーヴァ(撮影:下野雄規) 一戦毎に着実に成長を遂げるプリティディーヴァの末脚は重賞級で、ここは好勝負が可能だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■4/12(土) ニュージーランドトロフィー(3歳・牡牝・GII・中山芝1600m)
プリティディーヴァ(牝3、美浦・田中博康厩舎)は前走のクロッカスSで初めて土がついたが、骨折で6カ月の休養明け。その上、レースも前が残る展開になって不運だった。それでもしっかりと末脚を伸ばして上位に食い込み、見せ場十分の内容。初めての中山コースになるが、これまでのレース内容から問題はなく、ここも好勝負になる。鞍上はJ.モレイラ騎手。
GI朝日杯FSの勝ち馬アドマイヤズーム(牡3、栗東・友道康夫厩舎)も中山コースに初見参となるが、先行力があって器用に立ち回れるタイプだけに克服は容易いはず。最大目標は次のNHKマイルCだろうが、この相手関係なら実績上位で好レースになる。鞍上は川田将雅騎手。
その他、重賞で常に上位に食い込んでいるコートアリシアン(牝3、美浦・伊藤大士厩舎)、1勝馬ながら持ち時計が優秀なイミグラントソング(牡3、美浦・辻哲英厩舎)、中山マイル戦2戦2勝のストレイトトーカー(牡3、美浦・岩戸孝樹厩舎)、前走は内で包まれて動けなかったルージュラナキラ(牝3、美浦・加藤征弘厩舎)らが春のGI戦線に向かうべく上位を争う。発走は15時45分。