緻密な木目塗装を施した1点モノのMini-ITXケースが11万円で展示中

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2025年04月07日 12:11  ITmedia PC USER

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オリオスペックで展示中の「Terra Wood Effect Edition」

 先週登場した新製品の中では、Fractal DesignのPCケース「Terra Wood Effect Edition」が異彩を放っていた。2023年6月に登場した木材使用のMini-ITXケース「Terra」をベースに、アルミパネルも木目調に塗装した1点モノの限定品となる。展示しているオリオスペックでは11万円の値が付けられている。


【その他の画像】


●Fractal Design「Terra」の金属パネルを木目調で塗装


 同店によると、塗装を手がけたのはカスタムPC制作に定評のある「GrayGhostCCC」こと、じーま氏だ。2025年1月にもFractal Designの木材使用のATXケース「North」の特別塗装モデルを制作しており、当時も売約に至るまで話題を集めた。


 今回も同様の技術を駆使し、緻密な木目を表現している。同店は「Northのときは12万6000円で販売していました。今回はその第二弾ですね。実機をじっくり鑑賞してもらえたらうれしいです」と話していた。


●サムスンのPCIe 5.0対応SSD「9100 PRO」にヒートシンク付きモデル


 ストレージ関連では、サムスンからPCIe 5.0 SSD「9100 PRO」シリーズのヒートシンク搭載モデルが登場している。価格は、3月に登場したヒートシンクなしモデルからそれぞれ2000円ほど高く、4TBモデルが8万7000円弱、2TBモデルが4万7000円弱、1TBモデルが3万円弱となる。


 ヒートシンクなしモデルと比べて、初回から安定した数量をそろえているショップが多かった。売れ筋の2TBモデルも、週末の時点で売り切れの札は見かけていない。シリーズ全体を見ると、どこのショップでもヒートシンクなしモデルが優位で売れているという。


 入荷したあるショップは「発熱が抑えられていて、薄めのヒートシンクで対応できているところは評価できますね。ただ、PCに組み込むならマザーボード側のヒートシンクがありますし、PlayStation 5への換装となると、フル性能は発揮できません。ヒートシンク付きをお勧めするシーンがまだ思い付かないでいます」と率直な思いを口にしていた。


●製品名に「X3D」が付いたmicroATXマザーが売り出される


 マザーボードでは、ASRockからRyzen向けのmicroATXモデル「B650M Pro X3D」と「B650M Pro X3D WiFi」が売り出されている。価格は2万2000円弱と2万4000円弱だ。


 どちらもAMD B650チップセットを搭載したSocket AM5対応モデルで、B650M Pro X3D WiFiはWi-Fi 6Eの無線LANに対応する付加機能がプラスされている。


 製品名に「X3D」が付いていることから、Ryzen 9000 X3Dシリーズとの組み合わせを意識するショップは多いが、同時に評価を悩む声が聞こえてくる。


 あるショップは「CPUの電源フェーズが8なので、9800X3D以上との組み合わせは微妙かなと思います。国内販売していないRyzen 5 7600X3Dとかならちょうどいいと思うんですけどね」という。


 別のショップは「CPUの売れ行きはX3Dシリーズが断トツですが、メモリ回りなどでのトラブルもネットに上がっていますし、組み合わせるマザーボードをしっかり選ばないといけないですね。私なら12フェーズ以上で、かつ評価の定まっているモデルを提案します」と話していた。


●MMORPG「ブレイドアンドソウルNEO」とコラボしたRadeon RX 7600カードが店頭に


 最新GPU搭載モデルの入荷状況が注目されがちなグラフィックスカードだが、先週はRadeon RX 7600カードに新作が登場した。NCSOFTのMMORPG「ブレイドアンドソウルNEO」とコラボした玄人志向の「RD-RX7600-8G/Blade&Soul NEOコラボ」で、価格は4万2000円弱だ。


 2023年5月に登場した「RD-RX7600-E8GB」をベースにしており、デュアルファンクーラーを備えている。同タイトル内で使える限定コスチューム「温情」のキャンペーンコードが付属しているのが特徴だ。



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