ノルディックスキー・ジャンプ男子で22年北京五輪個人ノーマルヒル金メダルの小林陵侑(28=チームROY)が7日、シーズンを終えて羽田空港に帰国した。“不正”問題について言及した。
3月の世界選手権で、複数のノルウェー勢がスーツを不正改造していたとして、失格となった。「そういうこともありえただろうなと思う。めちゃめちゃサプライズではない」と印象を語った。「ルールの中でやるべき。ルールをはみ出してはいけない」と毅然(きぜん)と語った。
シーズン途中からは、国際スキー・スノーボード連盟(FIS)がスーツを直接管理する新規則が導入された。選手は公式練習や競技の開始30分前に、識別用のマイクロチップが付けられた1着のスーツを受け取り、終了後30分以内に担当の用具検査者に返却する方式となった。変更については「日本チームとしては良い面しかなかった。教訓になった」と明かした。
今後については「こういうこと(不正)をしてくるチームは減るのかな」と予想し、「結局はうまい人が勝つので」と力強く口にしていた。
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