女性から「ふたりきりでも食事に行きたい」と思われる男性がやっていること。“低リスクで自然な誘い方”とは

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2025年04月08日 16:20  日刊SPA!

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※画像はイメージです
―[ゼロ恋愛 〜経験値ゼロから学ぶ恋愛講座〜/堺屋大地]―
 こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。

 筆者はLINE公式サービスにて計1万件以上のチャット恋愛相談を受けてきました。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがい、知見を深めているのです。

 2020年国勢調査によれば、日本人の「生涯未婚率」(50歳時の未婚割合)は年々上昇しており、女性は17.8%、男性に至っては28.3%にも及びます。そんななかで、恋愛がうまくいかないという方々にも筆者の知見が少しでも役に立てばなによりです。

◆女性慣れしていないとご飯に誘うきっかけが掴めない

 恋愛にステップアップさせるプロセスのなかには、「2人きりのご飯に誘う」という重要な段階がありますが、これにつまずいてしまう男性は少なくないでしょう。

 恋愛経験豊富な人であれば、いきなりでも「今度ご飯行こうよ」と誘えるかもしれませんが、女性慣れしないとその言葉を切り出すきっかけが掴めず、ハードルが高く感じてしまうはず。

 そこで今回は、同僚女性や女友達を“「ご飯に誘う」ことができない人”がやってみるべきシンプルなことを紹介します。

◆さまざまなジャンルの有名店や穴場店に足を運んでみる

「今度ご飯行こうよ」と切り出せない最大の理由は“唐突感が出てしまうこと”への不安ではないでしょうか。

 脈絡もなく急にご飯に行こうと言い出したら、相手女性に戸惑われたりドン引きされたりしてしまうというリスクが脳裏をチラつくもの。

 それならば“脈絡”を作ればいいのです。

 まず、1人でも男友達とでもいいので、とにかくたくさんの飲食店に足を運んでみてください。さまざまなジャンルのお店に、有名店や穴場店問わず行ってみて、飲食業界への知見を広げておくのです。「飲食店巡り」を趣味化して、料理の写真を撮影するといいでしょう。

 そのうえで、ご飯に誘いたい同僚女性や女友達と雑談をするタイミングで、「最近、飲食店巡りが趣味になってて、いろんなジャンルのお店に行ってるんだよね」と切り出し、直近で行ったお店のジャンルや料理のトークを展開してみてください。

「ご飯」の話題は雑談にうってつけ。自分が行ったことのあるおすすめのお店の話であれば、女性に戸惑われたり引かれたりする可能性はほとんどありませんので安心です。

◆女性側の「おすすめのお店」を聞き出して行ってみる

 最初にこちらから行ったことのあるおすすめのお店や、美味かった料理のトークを展開しておけば、その相手女性に「○○さんは好きな料理なに?」「ジャンルはなにが好き?」「美味しかったおすすめのお店ある?」などと尋ねやすい流れができるもの。

 そうして、女性の一押しのお店や料理を答えてもらいましょう。この時点で「その店すごく美味しそうだね。奢るから今度連れてってよ」などと誘うことができればいいのですが、まだ唐突なのではないかとビビッて躊躇してしまう人もいるはず。

 であれば、その女性がおすすめしてくれたお店に、後日1人で行くか男友達と一緒に行くかしてみるといいでしょう。

 そしてまた雑談するタイミングがあった際に、「○○さんが言ってたあの店、行ってきたよ。想像以上に美味かった!」と報告するのです。

◆おすすめの店を絶賛した流れで2人きりのご飯に誘う

 女性側からすれば自分がおすすめした飲食店を絶賛されれば嬉しいはず。

 その流れであれば、「○○さんの舌は信頼置けるわ。ほかにもおすすめのお店ないの?奢るから今度連れてってよ?」と切り出しやすくなっているのではないでしょうか。

 いきなりご飯に誘うのではなく、実際にその女性の一押しのお店に足を運んでみたという“実績”があれば、恋愛的な下心があるわけではなく、純粋にグルメの興味として誘っているという雰囲気を醸し出すことができるからです。

「飲食店巡り」が趣味であることや「グルメキャラ」が認知されていけば、なおのこと切り出しやすくなっているはずです。

◆ファーストステップは飲食店に詳しくなっておくこと

 おわかりになったかもしれませんが、重要なのは“逆算思考”。

「2人きりのご飯に誘う」をゴールと設定し、誘った際に驚かれたり引かれたりしないプロセスを考えていきましょう。

 その女性がおすすめする飲食店に行ったことがあるという実績があれば、下心があるわけではなく純粋な食への興味から誘ったのだと思われやすくなります。

 実績を作るために飲食店トークをしておくと、相手のおすすめのお店を自然と聞き出しやすくなります。

 飲食店トークは「飲食店巡り」を趣味化しておけば、雑談の話題として切り出しやすくなります。

 このように逆算して考えていくと、できるだけ低リスクで自然に「2人きりのご飯に誘う」ためのファーストステップは、「飲食店に詳しくなっておくこと」だと理解できるでしょう。

<文/堺屋大地>

―[ゼロ恋愛 〜経験値ゼロから学ぶ恋愛講座〜/堺屋大地]―

【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi

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