馬体派記者が「印象がガラっと変わった」と絶賛 桜花賞で巻き返し期待大の1頭とは
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2025年04月08日 20:45 netkeiba

ビップデイジー(4月3日撮影、(c)netkeiba.com) 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が7日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。13日(日)に阪神競馬場で行われる桜花賞(3歳牝・GI・芝1600m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。
田井氏は阪神JF2着、チューリップ賞3着のビップデイジー(牝3、栗東・松下武士厩舎)に対して、「印象がガラっと変わった」と発言。「3歳春〜秋にかけてグッと勝率を上昇させるクラシック期晩成型のサトノダイヤモンド産駒らしく、心身が急激にレベルアップしている」と続けた。「胴詰まりに見えていたシルエットはキ甲が抜けて雄大になり、首や胸、臀部が力強くなった」とし、「絶対能力に直結する臀部の筋肉もパンプアップして迫力をまとう馬体になった」と解説。「以前はレース巧者のイメージでしたが、スケール感でもライバルにひけを取らない」と絶賛した。
後肢がしなやかに折れ曲がった「曲飛」の構造をしている同馬は、「瞬時に最高速度に乗せることができる切れ味が大きな武器」と説明。「1番人気を背負って早め早めの仕掛けを強いられた前走は本領とはなりませんでしたが、GIの厳しい流れで脚を溜めれば、極上の瞬発力を発揮できるはず」と巻き返しを期待した。「皮膚が洗練され、叩いた効果が目に見えている」と仕上がり良さも強調。「1週前追い切りでは坂路で自己ベストを更新。それも当然と思わせる進化と素晴らしい出来です」とまとめた。
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