
前回からの続き。私はミレイです。私はもともと人とおしゃべりをしたり、大人数の輪に入ったりすることが好きでした。でも夫に注意されるたびに、人付き合いに自信がなくなっていったのです。そんななか夫は、帰省のとき義母が私をもてなすことを嫌がっていると言ってきました。しかしよく聞いてみると、それは夫の想像だったのです。でも夫の想像通りだとしたら、他の改善策をとったほうがいいと思うのは当たり前ですよね。
義実家に帰省するたび、夫は私の食費と宿泊費のつもりでお金を渡していたと言います。それならそうと最初から割り勘にしようと言ってほしかったのですが、夫は「コッソリ返すのがマナー」と……。




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夫は今まで自分の基準や価値観だけで、当たり前のように「○○さんはキミのことが嫌い」だとか「母さんはキミをもてなしたくないだろう」と私に言っていたのだとわかりました。つまり、実際には誰も私の悪口を言っていなかったということが判明。たしかに、以前本人に謝ったときも、きょとんとした反応をされたことを思い出しました。
夫の「気づかい」は家族以外の他人にはされ、家族である私に対してはしていないのです。私がそんな話を聞いたら傷つくとか、相手との関係が悪くなるとか、夫はそんな簡単なことも想像していませんでした。
【第4話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・Ponko 編集・海田あと
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