「マイペースと歩く」1巻三本阪奈「マイペースと歩く」1巻が、本日4月9日に新潮社から発売された。一部書店には購入特典が用意されており、配布店のリストは新潮社の公式サイトで公開されている。
【試し読み】安心できる誰かが隣りにいる、思春期男女の日常物語「マイペースと歩く」を読んでみる「マイペースと歩く」は、人目を気にして学校生活を送っている中学3年生の女子・近藤美月と超絶マイペース男子・高橋の出会いから始まる学園もの。席替えで前が不良男子の新田、隣が一軍女子の橘さんになってしまった美月は、環境に馴染める気がせず孤独な日々を過ごすことを覚悟する。しかしマイペースな高橋が間に入ってくれたことで、仲良くなれないと思っていたクラスメイトとも打ち解けていく。「教室でいつもマイペースな高橋の姿思い出して」「なんかすごく安心したんだ」と、高橋の存在が安心感を与えてくれることを本人に伝える美月。顔には出さないが、美月の言葉に高橋もまんざらではない。多感な時期を過ごす少年少女の物語が描かれる。
また三本のエッセイ作品「ご成長ありがとうございます」のLINEスタンプも登場した。40種1セットで、250円または100LINEコインで入手できる。
■ 三本阪奈コメント
はじめまして。この作品を描いていると、なぜか描いてる私が近藤や高橋たちに大事なことを教わっているような、不思議な感覚になります。不器用な彼らの一年間を最後まで見守っていただけると嬉しいです。