2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の注目出展のひとつが、他の出展に悪影響を及ぼす可能性が浮上。付近の出展者からは、「塩害でもろもろサビ始めてる… やばい…」と悲鳴が上がっています。
●出展者が被害を訴える
問題となっているのは万博の目玉の1つである、サントリーとダイキンが“水と空気”をテーマに共同出展する水上スペクタクルショー「アオと夜の虹のパレード」。約300基の噴水や、照明、レーザーなどの演出装置を駆使した一大ショーを繰り広げるとのことです。
被害を訴えたのは、水上ショーが行われるウォータープラザの近くに、シグネチャーパビリオン「null2(ヌルヌル)」を出展するメディアアーティストの落合陽一さん。
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自身のX(Twitter)で、「沿岸部のパビリオンにサントリーさんとダイキンさんの水上ショーが海水を吹きかけまくって海水でガラスとか塩だらけで塩害でもろもろサビ始めてる… やばい… 風速の強い日はやめるとかなんとかして…」と悲鳴を上げ、現場の動画を公開しました。
動画では、ゲート型の噴水から出た海水が風にあおられ、広範囲に降り注いでいる様子が映っています。落合さんの投稿には、「やばいじゃん」「え??? 海水を撒き散らしてるの? 通ると海水のしぶきを浴びるの?」「周囲のこと考えてないなんて酷いですね」「下手したら歩いてる人も海水頭から浴びる可能性あるってコトですよね? それは嫌だなぁ…真水ならまだしも」など懸念の声が多く寄せられました。
●その後の対応は
落合さんは投稿の約30分後、「本件ご対応いただけるそうです! 爆速でありがとうございます!」と迅速な対応があったことを報告。「ウォーターショーの新しいメディア装置感は素晴らしいので応援していますが,風速だけはご留意いただきたく...(強風時,お客さんにかかるのと建物にかかるのはちょっと)」と被害が出ないようあらためて対策を呼びかけています。
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